(拙句) 初恋の花堅香子は万葉花 雅舟
【花】カタクリ 【花言葉】初恋
【短歌】雪解けの山の斜面を埋めて咲くカタクリの花そよぎ止まざり
雪が解けたばかりの日当たりのいい山の斜面いっぱいに、カタクリの花が咲いていました。まだ葉を出さない木々の上から注ぐ光と、斜面を撫でて吹く風の柔らかさ。
【季語】片栗の花 (万葉名・かたかごの花)
【俳句】かたくりの花の韋駄天走りかな 綾部 仁喜
万葉の風に堅香子咲きにけり 渡辺 萩風
含羞を形にすれば花堅香子 鈴木 石夫
【三行詩】万葉歌を代表する花
八十乙女 かたかご
この名歌にうっとり
【万葉名歌】もののふの八十少女らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花