2011-06-17から1日間の記事一覧

荒神宮

~荒神さん~ 日本古来の伝承には、和魂(にぎみたま)、荒魂(あらみたま)がある。 民間伝承でも、温和に福徳をもたらす神と、極めて祟りやすく危害や厄の神があった。後者を祀ることはなく、前者が一般的な意味での荒神である。それを祀ったのが、荒神宮。親…

稲荷講は民間信仰として各地に

【稲荷講】 京都市伏見区にある稲荷神社、岡山の最上稲荷神社などに対する信仰から結ばれている講。稲荷の作神的性格から農耕神ほか広く全国各地域に民間信仰的に普及している。神棚に祀るほかに、寺社境内など屋外に祭場をもつ形態が多い。 我が地域にもそ…

万葉の花、世界の「かたかご(カタクリ)」

もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花 大伴家持 『万葉集』巻19ー4143 鎌倉時代の仙覚が「堅香子(かたかご)」の読みを提唱。その後、カタクリに比定するのが通説となっている。うつむきかげんにひっそりと咲く可憐な花。『万葉集』…

本阿弥光悦の墓

本阿弥家は代々刀剣鑑定、磨砺、浄拭を家業とし、今も尚其の業を続けている家柄である。光悦は永徳元年(1558)本阿弥光二を父とし妙秀を母としてその長男に生まれる。芸術面にその豊かな才能を以て多くの作品を遺し、日本文化の上に大きな功績である。 …

竜安寺の石庭

15個の石は、庭をどちらから眺めても、必ず1個は他の石に隠れて見えないように設計されているという。東洋では十五夜(満月)にあたる15という数字を「完全」を表すものとしてとらえる思想があり、15に1つ足りない14は「不完全さ」を表すとされている。

6月17日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

6月17日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 泰山木天に命をあずけ咲く 雅舟 6月17日 【花】 タイサンボク(モクレン科) 【花言葉】 威厳 自然の愛情 【短歌】 おおらかなタイサンボクの初花よひとつが天をあおいでひらく …