2012-03-03から1日間の記事一覧

宗鑑筆『万葉集』三首

1978首もあるので走り書きになっているが、間違わず書き字配りもいい。 山崎宗鑑が筆録した『新古今和歌集』の中から『万葉集』の歌三首を抜き出す。 人 丸 333 秋はきのさきちる野への夕露にぬれつつきませ夜は深ぬとも 柿本人丸 346 さをしかの入野のすす…

宗鑑筆「三夕の歌」発見

かねて見たいと思っていた宗鑑自身の書いた「三夕の歌」を紹介しておく。 「宗鑑流」という流麗な書風である。 題しらす 寂蓮法師 さびしさはその色としもなかりけりま槇たつ山の秋の夕暮 西行法師 心なき身にもあはれは知られけり鴫たつさはの秋のゆふ暮 …

道真と宗鑑の接点【沓音天神】の奇異

「沓音天神」の由来 菅原道真をお祭りする「天神さん」は全国にわたり、12000社余りある。そのほとんどは学問の神様として祀られている。元来、道真にまつわる怨霊封じに始まり、天の神・天神となり、農耕神としての信仰にもなってきた。 我が郷土観音寺の八…

3月3日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

3月3日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)日の本にあふるる雅び雛祭り 雅舟 3月3日 【花】 モモ(バラ科) 【花言葉】 気だてのよさ 【短歌】 雪国のひなのまつりに届きたる桃の花束凍りていたり 鳥海昭子 雪国ではひな祭り…