2012-01-01から1年間の記事一覧

「平清盛」西行の詠進歌

京極大政大臣中納言と申しけるをり菊をばおびただしきほどにしたてて、鳥羽院にまゐらせ給ひたりけり。鳥羽の南殿の東面の坪に、ところなきほどに植ゑさせ給ひたりけり。公重の少将、人々すすめて菊もてなされけるに、加はるべきよしありければ、 君が住む…

2月26日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

2月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)ででっぽの花咲き出でて鳩の声 雅舟 2月26日 【花】 アズマイチゲ(キンポウゲ科) 【花言葉】 温和 【短歌】 枯草の乾く音する道の辺のアズマイチゲはいち早く咲く 鳥海昭子 枯…

短冊402

402 詩歌にすみける月にそあるし一夜庵・ 玉傳住川角氏

短冊401

401 折ふし花宮中の客や一夜庵 玉・住 時風

短冊400

400 よくあかほんのふ月に匂ぬ一夜庵 日本一女

短冊399

399 道は常住した七十余年一夜庵 ・中列玉鶯住 大森氏初男

短冊398

398 月やあらぬもとの身にして一夜庵 高戸頼重

短冊397

397 かなしやな月所詮此発句を一夜庵 松色新

2月25日 花・花言葉・歌句・万葉歌

2月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)歌仙巻く寒緋桜の伊豆の旅 雅舟 2月25日 【花】カンヒザクラ(バラ科) 【花言葉】あでやか 【短歌】さみしさのようやくうすれてゆく頃をカンヒザクラはあでやかにさく 鳥海昭子…

短冊396

396 留よや月修行の業一夜庵 三宅行流

短冊395

395 とそたもふ月名のみ残の一夜庵 一仙

短冊394

394 花雲にまては人萌や琴引山 一養

『源氏物語』(鈴虫→松虫)(松虫→鈴虫)

平安朝『源氏物語』に出てくる「松虫⇔鈴虫」反対になってくるのは、 周知の通りで、こと新しいものではない。 「鈴虫は心やすく、いまめいたるこそらうたけれ」(38帖鈴虫) (鈴虫は親しみがあって陽気に鳴くのがかわいらしいものである) 女三宮「おほかたの…

2月24日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

2月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)進展という変身の心地よさ 雅舟 2月24日 【花】オウレン(キンポウゲ科) 【花言葉】変身 【短歌】これからという思いありオウレンの花咲く朝の力湧きくる 鳥海昭子 山野の木々…

短冊393

393 月獨や何とおほしめす一夜庵 一舟

短冊392

392 立ち帰り残しけり月の一夜庵 一亀

短冊391

391 ・水に・寒し不二詣 坐石

信仰篤き者よ、永遠なれ

香川県観音寺市豊浜墓地公園の一郭に 三十歳召天 合田俊二君 遺作 うたかたの 世に立つ己が 後背は 堅き十字の あとと見えけむ 愛媛大学卒業、中学校教員採用されるも飽き足りず、神学大学に学び、 卒業後は北海道の地に牧師として奉仕するも、三十歳の若さ…

野田総理が尊敬する大平総理

郷里、香川県観音寺市豊浜町に建つ辞世句 総理在職期間. [第1次], 昭53.12. 7~昭54.11. 9, 338日. [第2次], 昭54.11. 9~昭55. 6.12, 217日. 在職通算日数, 554日. 総理就任時年齢:68歳・69歳. 野田佳彦首相は本日2月23日の衆院予算委員会で、昭和54…

2月23日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

2月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)迎春花この心ある名を愛でむ 雅舟 2月23日 【花】 オウバイ(モクセイ科) 【花言葉】 恩恵 【短歌】 迎春花咲いたと手招く父がいしかの日のままのオウバイ咲けり 鳥海昭子 亡き…

ほよ(万葉植物)

黄玉のほよのひとつぶ光る愛 雅舟 「ほよ」はヤドリギ科の常緑低木のヤドリギ。榎、欅などの大木に寄生する。冬の間も鮮やかな緑色で、万葉の人々は強い生命力を感じた。万葉集には1首だけに登場している。 [寄生木〕ヤドリギ科の 常緑小低木。ホヤ(寄生…

六条御息所を訪う光源氏

上図より下図の方が、本文より光源氏の積極性が描かれている。 賢木 (源氏23歳9月~25歳夏) 六条御息所は自らのの生霊のおそろしさにおびえ、娘が伊勢の斎宮となったのを機に共に下ることを決意し、嵯峨野の野宮にこもって潔斎する。秋の終り、源氏は彼女…

2月22日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

2月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)発音はクリサンセマムと明瞭に 雅舟 2月22日 【花】カンシロギク(クリサンセマム)(キク科) 【花言葉】 清純 【短歌】足元を吹く風のなかまっしろのカンシロギクの花ゆれてい…

短冊390

390 琴弾山 打あはす浪もつゝ・の・す也 こと弾山の松のあらしに 直外

短冊389

389 あのつきにふね月流めり火打灘 松竹軒亀零

短冊388

388 雪に帰らむ・・はの・原なまひこひけり 一夜庵 生風軒一吟

須磨

ウグイスは「ウ、ウグイ」と鳴いた

万葉集では、「鶯(うぐひす)」下記のように「万葉仮名」で表記されている。 なぜ「うぐいす」と呼ぶか、それは聞きなしであり、もともと「ウ、ウグイ」と聞きなし た。「ウグイ+ス」である。 「ホトトギス」も同じ。「ス」は鳥の接尾語。 『万葉集』に「梅…

2月21日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

2月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)花のみで終わらぬ定め壮健美 雅舟 2月21日 【花】 ミツマタ(ジンチョウゲ科) 【花言葉】 壮健 【短歌】 呼ばれたるような気がして振り向けばミツマタの花ふくらみいたり 鳥海…

短冊387

387 一夜庵の月和歌の菓子よめ拾ひけり 一也