2018-09-30から1日間の記事一覧

台風中の土庄港・石川さゆり「波止場しぐれ」

対岸の渕崎懐かし 皇踏山それも懐かし すべて懐かし 半世紀前に若き日過ごしたる土庄港はとわに忘れず 台風の状況報じる香川県代表をして土庄港(みなと) 野分今吹き荒れをれど 石川さゆり「波止場しぐれ」の唄聞こえ来て

野分 10首

野分 10首 台風でないかもしれぬ 野分とは秋から初冬に吹く暴風雨 前栽の荒れるを見ている紫の上その高貴さを見蕩れる男 「野分の又の日いみじうをかし」と清女言ひし草木荒らされそれにも情趣 『野分』の意書かれていない漱石の『二百十日』と連作短編 古…

業平、東下りの歌

『伊勢物語』東下りの段、業平が八橋でこれまでの旅を振り返る歌。技巧の粋が凝らされた折句。

秋桜入選句

夕さりの風を梳きゆく秋桜 某氏 この特選には参りました。

9月30日花と花言葉・歌句

9月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)五指開き風になるとふ沢桔梗 雅舟 【花】サワギキョウ(キキョウ科) 【花言葉】高貴 【短歌】不注意の沼というありサワギキョウ誰にも知られず咲きいたりけり 鳥海昭子 「ふのがり…