2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ふと見れば鶏の運命我に似て
眸とはかくまろやかなOlive汝(なれ) 雅人
野菊には似て高菊は伸び伸びと
名月に誘はれて鳥飛びゆけり 我が魂の遊離かと見る 雅人
吉良保子歌集『ろべりあ』より 1991年刊 不識書院 ロベリアの花のむらさき深みゆく今日も何処かに戦ひあらむ 喫茶店とふ小さき町のわが店に今日は刑事の張り込みがあり ふるさとの母神山を起点としうろこ雲街の空にひろごる
観音寺市柞田川の上流「五郷ダム」
万葉植物、憶良の詠んだ秋の七草の一つ「屑の花」
金毘羅山も善通寺山も七宝山もみな見ることのできる我が里
突き抜けて天上の紺曼殊沙華 今日は条件少し悪けれど
かつての日藁像作りしこともあり 今もかくして田舎百姓 古義軒
永遠に御前は若いと思ひしに
夜の汚れ知らぬ島浦乙女子の肌理こまやかに時は過ぎゆき 雅人
建築美その美の頂点五重塔霊場の一つ本山寺
ゆもぎなき高輪しぐれ雲の面 恒禮子 香川県本山寺の五重塔 この「高輪」は下記の「相輪(九輪)」の高くそびえていることを指す。 相輪=仏塔(五重塔)の頂上にある金属製の装飾部分。 上から宝珠・竜車・水煙・九輪
隣り家に上げたる芭蕉は見事に育つ
雅なる柵に凌霄花かな 雅人
ゆるぎなき高輪しぐれ雲の面 恒禮子
夏の日は夏のあなたと共にあり
青色に映ゆる赤黄白の花
あまり知られていない、戦時情報「水上特攻」〇レ要員の悲劇
左右どちらから見ても芸術品「夏の日」豊浜文化会館前
豊浜に少女か知らねど見惚れたり