2020-06-05から1日間の記事一覧

蛙は鳴くも夏のあさよを

鬼灯を 口にふくみて 鳴らすごと 蛙は鳴くも 夏のあさよを この歌は今の時期ぴったりの長塚節の歌ですが、「あさよ」とは ①朝夜 ②浅世 ③浅夜 のどれでしょうか? 愚問でしょうかね。 作者は「ながつかぶし」ではないですね。これも愚問ですが⋯ 蛇足ながら「…

行行子(ヨシキリ)に初めて会う

川面に春の光りはまぶしく溢れ。そよ風が吹けば光りたちの鬼ごつこ葦の葉のささやき。行行子(よしきり)は鳴く。行行子の舌にも春のひかり。 土堤の下のうま ごやしの原に。自分の顔は両掌のなかに。ふりそそぐ春の光りに却つて物憂く。眺めてゐた。 少女たち…

栗の木の花?

栗の花に似て非なるもの?

~あなたは蝶となって~

いつかあなたと通った道 萩の丘の下 ラベンダーがまだ咲いていて