2020-07-05から1日間の記事一覧

魅入る芯、核心に迫る一念。

核心に迫る生き方分かりつつなほおろそかなるマゾをかなしむ

森川義信のビルマ戦役を最期まで見守った中隊長の手紙

戦後ビルマより帰還した窪田中隊長の手紙。妹の故今滝康子女医よりいただく。 このようにありありと活躍の跡を知らされることは類稀なことで、森川義信は人間性豊かであると同時に「武勲」などという心ならずも戦争に巻き込まれてしまった。「靖国の神」とな…

『森川義信詩集』ガリ版刷り再発見

戦後まもなく昭和25年、兄森川之芳(徳島大学工学部教授)がビルマで戦病死した弟森川義信遺稿詩集を私家版(ガリ版印刷)で自費出版した。その貴重な一冊をもらい受けていたのを紛失していたが、この度再発見したので、わずか16ページ18編をここに再…

未央柳(びようやなぎ)問答

又きかれ未央柳とまた答へ 星野立子 「この花何というの?」「ビヨウヤナギ」「ビオウ?」「違うの、ビヨウヤナギ」 「美容柳なのよ」「へ~、美容院のヤナギ!」「知らないわよ⋯」