2020-07-13から1日間の記事一覧

濡れるにも情緒なき花また女

黙殺といふ濡れ衣を着せられて今宵一夜の宿命に咽ぶ

合歓芭蕉驕りか謙虚か知らねども

象潟や雨に西施が合歓の花 奥の細道へ誘われたし 令和今芭蕉憚りながら雅舟健在 晴れ間待つ間に一筆啓上 雅舟 私が付句いたしました。拙著『芭蕉との対話』↓紹介 2,018年に発行した電子書籍新書版です。ご利用してください。

コロナ川柳(10 句)

30分即吟10 句 賢か愚か人試しいるコロナ神 試されて人が負ければウイルスウィング これしきで敗退すれば人ころり コレラころり知る人もなく今コロナ 曽祖父はコレラで逝きて孫コロナ 人類の共存共栄コロナの今 猫も杓子も寄ると触るとコロナ咄 英霊に会いに…

マスクして英霊に真向かう令和かな

マスクして英霊に真向かう令和かな(前句) 若き戦士に感染させじと(付け句)

外面如菩薩、内心如夜叉(10首)

見るからに菩薩のごとく内心は夜叉のごとくに悪鬼住む人 着飾って化粧に凝っている人の心汚れの見え隠れして 素顔こそ最高なるに厚化粧に憂き身をやつす憐れなる女 目を大きく見せる暇あれば心の目研ぎ澄ます営なせよと思う 自ずから発散をする人柄のゆかし…