2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
君待つに疲れ果てしや昼微睡む
10月16日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 清楚とは鵯花の代名詞 雅舟 【花】 ヒヨドリバナ(キク科) 【花言葉】 清楚【短歌】さがしものみつけてもらったようであるヒヨドリバナの清楚な身振り 鳥海昭子 風に揺れているヒヨ…
秋晴れの三豊平野と讃岐山脈
秋晴れの三豊平野と讃岐山脈
一度だけ人格者だと言われたりその一言は永久に忘れず 品格の問われることも知らず言う口八丁は今ここに居ず 下世話ものばりを話題にする酒の場など遠ざけ今清々し 品性の卑しき者は一昔二昔前手こずりしかな 品位ある人ばかりではなかりしよ教員仲間も品曼…
なつかしきヒマ唐胡麻に出会いたり戦時中には代用油
鳥威し揺れる向こうに小学生 道草をしてなかなか帰らぬ 観音寺市豊浜町和田浜
鳥威し揺れる向こうに小学生 道草をしてなかなか帰らぬ 観音寺市豊浜町和田浜
沖縄戦全戦没者刻銘碑238,408人 国籍を問わず全ての戦没者「平和の礎」に刻まれてあり ただ名前だけで慰霊になるものかと文字なぞりつつあふるる泪 断末魔何を叫んで逝きたるや老いも若きも男も女も 本土大和防衛の楯沖縄の犠牲者多きに痛みは深し 「平和の…
10月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 語るまじ恋の彩り友禅菊 雅舟 【花】ユウゼンギク(キク科) 【花言葉】恋の思い出 【短歌】彼方此方(あちこち)に思いめぐらす小半時友禅菊に蜂が寄りくる 鳥海昭子 小さな花が群が…
「たび人と我名呼ばれむ初しぐれ」芭蕉の句碑が我が屋敷にあり 片雲の風に誘はれる如くにも果てなき旅に出でむと思ふ 漂泊の旅に出たいと念じつつ年を重ねて古里に老ゆ 西行にあこがれ旅に出し芭蕉慕ひて我又芭蕉にあこがる 妻子持たず独りに徹し生きゆかむ…
名を言えないと知らないと同じなの ど忘れした人の名も
10月13日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)あの頃の乙女サルビア今如何に 雅舟 【花】サルビア(ヒゴロモソウ)(キンポウゲシソ科) 【花言葉】燃える思い 知恵 【短歌】サルビアの蜜吸いに来る少年の甲高い声「コノ花アマイよ…
老醜を拒否した男の美学なる四十五歳割腹自殺 生ぬるい戦後日本の骨抜きに断念したるサムライの声 天皇に代わって神になろうとした矜りの裡なる奥は不可解 狂気の沙汰常軌を逸した行動に世間は唖然と言葉失う 対米従属戦後日本の不甲斐なさ自衛隊への決起演…
統率者要らぬ椋鳥大群の一斉行動見上げたものなり
社殿裏金木犀の初香り 届ける手段今なおあらず
万葉の昔から得た五七五七七という不思議なリズム 数は十それ以上でもない以下でもない一気にまとめる「十首歌」形式 西行が讃岐に来た時三野津にて月の歌十首詠んだと見て取る 人それぞれあっていいとは思うものまとめて一気に十首まとめる 本当は一気に一…
楽しみの秋祭りには太鼓台今年は中止花火で我慢 鬱憤晴らしは花火の許可を得て
珍客に驚き威圧の👀を凝らす たじたじとして睨み合うかな
珍客に驚き威圧の👀を凝らす たじたじとして睨み合うかな
ナデシコ(石竹・撫子) 桔梗(万葉では、あさがほ朝顔・朝貌) 躑躅(つつじ)
人は皆孤独であると哲学を論じたとても何も生まれぬ 群衆の中の孤独は宿命と観じたとても許されること 人を避け孤立無援は歪だと難じたとても何か害ある 密接に人とつながる大切さ金科玉条勧めた人よ 三密を敵の如くに禁じたる可笑しな現象令和の異変 自閉症…
明眸は見せられるけど魅惑的皓歯はマスクで見せられぬ今 コロナ禍の今は目だけで勝負する目は口ほどにものを言うから 眸とは書き慣れ見慣れない漢字瞳の字よりすっきりとして 二十四の瞳と言えば知らぬ人ないと言うほど壷井名作 瞳孔が開けば命途絶えたる証…
躑躅 梅 花返り咲く 十月十日 桜紅葉は 少し速足
万葉花・思ひ草 今・ナンバンギセル 十月九日の誕生花 秋海棠 花言葉・片思い 万葉花・いちし 今・曼殊沙華
雨風や不意に飛蝗が手に縋る 雅舟 2020 10 9 讃岐野
10月9日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)秋海裳独りに耐えて生きゆかむ 雅舟 【花】シュウカイドウ(シュウカイドウ科) 【花言葉】片思い 繊細 【短歌】シュウカイドウの盛りの庭に佇つ人が独りもいいと静かに言いき 鳥海昭…