2022-02-14から1日間の記事一覧

梅桜天神様の細道に

ふたほがみ 悪しけ人なり あたゆまひ 我がする時に 防人に差す(『万葉集』巻二十・四三八二)右の一首、那須郡の上丁大伴部広成。〔口語訳〕ふたほがみは嫌な奴だ。急病になっているのに、防人に出しゃがって。 ふたほがみ=語義未詳。長官、国守か。 悪しけ…

沈丁花はまだ蕾(松任谷由実「春よ、来い」に寄せて)

春さればまづ【さきくさ】の幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹 (万葉集) この【さきくさ)は沈丁花とも言われる。 春よ、来い 松任谷由実 淡き光立つ 俄雨 いとし面影の沈丁花(じんちょうげ) 【溢るる涙の蕾】から ひとつ ひとつ香り始める それは それは …

松任谷由実「春よ来い」沈丁花=万葉の花「さきくさ」

春さればまづ【さきくさ】の幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹 (巻10・1895) 『万葉集』に歌われた「三枝(さきくさ)」が現在のどの花に当たるのかはっきりしていない。ふさわしいものとしてミツマタ、ジンチョウゲなどの名前が挙げられている。 ♪春よ、来…

2月14日誕生日の花と花言葉歌句

2月14日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 山茱萸や平家落人棲める里 雅舟 【花】 サンシュユ(ミズキ科) 【花言葉】 持続 耐久【短歌】山茱萸に鳴る鈴かけて人恋うる民謡があり遠きふるさと 宮崎県の有名な民謡「稗搗節」…