2022-04-21から1日間の記事一覧

水車小屋・10首歌

平成に次いで令和の世の中に水車小屋とはAnachronism 時代錯誤などと蔑むこと勿れ今こそ自然回帰が大切 機械主義非人間主義を脱すること水車風車の元始に帰れ うつうつととぼとぼとあゆむ人間の本質に帰れ古里に還れ 郷土人力合わせて水車小屋造りて米搗き粉…

水車小屋

水車小屋への憧れ わが郷土柞田村は全て平野 山がありません 坂という坂もありません 五郷村は全て山です 川は水音がして下流に流れて 山奥に入れば次第に 流れの音がして 水車などが回れば 米搗き粉挽きができます 水車小屋でも建てればいいなあ そんな夢模…

牡丹に相合傘をさしかけました

あいにくの雨に牡丹花守るため相合傘をさしかけました。 我が家の庭に咲いた牡丹花が雨に崩れぬために相合傘をさしかけてやりました。

誤解10例歌

「うさぎおいしかの山」どんな味がしたのだったか 勘違い「大丈夫です」は肯定か否定かその場の雰囲気で決めねば 口調にて「いいです」の意味誤らず「いいの?」と反問確かめなければ 「お食事券」「汚職事件」を聞き違うそんなとんまはないはずなのに 「就…

五郷頌歌

五郷頌歌 何ものをも包み込んでくれる この郷土の空気 安らぎの風 この雰囲気はどこから来たのだろう 母の懐のように 大きく温かい 市の奥処 雲辺寺山がそびえ 限りなく斜面が広がる 勾配が上から下へ 下から上へ 地面と人間を支える なだらかな坂道 春は鶯 …

愛とは

愛とは、心の傾斜にほかならぬと誰が言ったのか。その斜面に立っているのは、自然を、人を、愛することにおいて過剰でありすぎた青年の姿であった。現実の傾斜、時代の傾斜は、遥かな地平とはげしく交叉し、青春の苦闘は空しく非運のうちに終りを告げようと…

梨李の花

梨李いづれか分かねど我が苑に春爛漫を咲かせて鎮まる

生命頌歌としての森川義信「勾配」

森川義信の詩をめぐって 現代詩における生命頌歌の再発掘 『森川義信詩集』はまさに森川の墓標である。その数多からぬ作品は、戦争の影とともに成長し、ついにはその雲の上に消え去る運命を確実に予測した若者の、冷たく暗いけれども、痛いほど美しい生命の…

4月21日誕生日の花と花言葉歌句

4月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 少年のままの希望を今も持ち 雅舟 【花】サクラソウ(サクラソウ科) 【花言葉】少年時代の希望 青春 【短歌】幼くて抱きし希望いまもあり桜草自生の山陰にして 鳥海昭子 「少年時…