2022-06-03から1日間の記事一覧

舟に乗って一人漂泊の旅に出たい

いづくにか 舟泊てすらむ 安礼の崎 漕ぎ廻(た)み行きし 棚なし小舟 万葉集(巻1-58) 高市黒人

芭蕉「ほととぎす」発句に付句を楽しむ

「ほととぎす」と題する前句付 ほととぎす今は俳諧師なき世かな 芭蕉 自ら名乗るを忘れるなゆめ 雅舟 ほととぎす裏見の滝の裏表 芭蕉 裏に届かず恨めしいかな 雅舟 ほととぎす大竹藪を漏る月夜 芭蕉 去来落柿舎嵯峨日記にも 雅舟 ほととぎす鰹を染めにけりけ…

蕪村、夏の句 (10 句選)

ほととぎす平安城を筋違(かい)に 〇 牡丹散て打かさなりぬニ三片 不二ひとつうづみのこして若葉哉 耳目肺腸ここに玉まく芭蕉庵 青梅に眉あつめたる美人哉 ◎ さみだれや大河を前に家ニ軒 行々てこゝに行々夏野哉 夏河を越すうれしさよ手に草履 夕立や草葉をつ…

鳶に油揚げ攫われた

油断大敵

6月3日誕生日の花と花言葉歌句

6月3日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 蛍入れふところ深き釣鐘草 雅舟 6月3日 【花】 ツリガネソウ(キキョウ科) 【花言葉】 感謝 【短歌】音のない音に聞き耳立てている釣鐘草のひとつうつむく 静まり返った庭先で、ツ…