2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

酒(十首歌)

【花見酒】それだけでいいただ欲を言えば優しい女人+ 【酒乱】という汚名付けられ払拭は困難にして【酒癖】悪い 【自棄酒】は飲めば飲むほど吞まれては何のことない元の木阿弥 【酒気帯び】は運転マナーTabooです精神的な〔酔い止め〕もっと 【酒池肉林】酒…

長生きすることにきめた

茨木のり子さんの詩 わたしが一番きれいだったとき街々はがらがら崩れていってとんでもないところから青空なんかが見えたりしたわたしが一番きれいだったときまわりの人達がたくさん死んだ工場で 海で 名もない島でわたしはおしゃれのきっかけを落としてしま…

橘曙覧「楽しみは~」十首歌

江戸末期の歌人橘曙覧の「独楽吟53首」の中から たのしみは珍しき書人にかり始め一ひらひろげたる時 たのしみは紙をひろげてとる筆の思ひの外に能くかけし時 たのしみは妻子むつまじくうちつどひ頭ならべて物をくふ時 たのしみは物をかゝせて善き値惜みげも…

有明浜 抒情

芥子菜と浜大根や永遠の愛 雅舟

島崎藤村『若菜集』~春~

たれかおもはむ鶯(うぐひす)の涙もこほる冬の日に若き命は春の夜の花にうつろふ夢の間(ま)とあゝよしさらば美酒(うまざけ)にうたひあかさん春の夜を 梅のにほひにめぐりあふ春を思へばひとしれずからくれなゐのかほばせに流れてあつきなみだかなあゝよ…

赤い鳥小鳥なぜなぜ赤い

駒鳥(春) 南天の実(秋) 合歓の花(夏) 千両(冬)

3月26日誕生日の花と花言葉句

3月26日 誕生日の花【チューリップ】 花言葉【愛の宣告 魅惑】 チューリップ微塵の罪も無く咲ける 本井 英 それぞれにうかぶ宙ありチューリップ 皆吉爽雨

早春の川、花鳥に親しむ

病禍 戦禍まみれの世界 人間界 遁れて花鳥に親しめる 雅舟

万葉の椿歌に寄せて

巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつしのはな巨勢の春野を 旅人と我名よばれ初時雨 芭蕉の句碑ある剣持屋敷

昨日けふの誕生花

「夢にかける思い」の花のムスカリ 昨日の誕生花なれば忘れず 「情け深い」連翹の花けふの花なれば忘れるはずはありませぬ

春の青空、春の花々

春野散策

ハッピーエンド(10首歌)

曲折の途中経過はさておいて【Happyエンド】は素直に嬉しい 【終わりよければ全てよし】シェイクスピアの戯曲の一つ 悪者を退治し終わる結末の「めでたしめでたし」常套手段 うらぶれた思いを秘めた【終括】を気持で超える新語が欲しい 誰やらが【サヨナラ】…

3月25日誕生日の花と花言葉歌句

3月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 小豆島連翹の花相聞歌 雅舟 【花】レンギョウ(モクセイ科) 【花言葉】達せられた希望 情け深い 【短歌】レンギョウの鮮やかに咲きいたる庭今日旅立ちの子らを見送る 学校を卒義し…

大義なき戦争

【大義】人の守り行なわなければならない道。正当な理由付け。【大義名分】 今、ロシアは大義なき戦争をしていると非難されている。

【挙】十首歌

予想外【一挙】にできた喜びも拙速と言われしょげることあり 予選落ち多かりし我がチームにも想定外の【快挙】がありき 【選挙】にはすれすれの事前運動があると聞くなり関係なけれど 金銭を度外視人助けした行事 礼状【枚挙】に暇がなくて 【大挙】して雪崩…

神に関する諺(10首歌)

落ち着いて「触らぬ神に祟りなし」「三十六計逃ぐるに如かず」 「神は正直」嘘つかぬ人見逃さず「正直の頭に神宿る」とも 「神ならぬ身」の哀しさよ運尽きてなお現し世に執着消えず 「神の国は汝らの中にあるなり」ただ信仰 新約聖書ルカ伝一七章 狂信や迷信…

万葉花「さきくさ」

「さきくさ」は現在のどの植物か、諸説ある。楮三椏か、沈丁花か? 万葉集には2首に載っているが、花そのものではなく枕詞として使われている。 男子名は古日に恋ふる歌三首のうち 手を携はり父母もうへはなさがり【さきくさの】中にを寝むと 愛しくしが語…

朱華色(はねずいろ)

思はじと言ひてしものを朱華色(はねずいろ)のうつろひ易きわが心かも 大伴坂上郎女 『万葉集』巻4 ・657 朱華(はねず)=庭梅? 紫木蓮(シモクレン)?

春めく(10句)

春めくや鳩も夜ふかしして駅に 半沢正子 春めくや本を失くした金次郎 西宮はるゑ 人の来て春めく波となりにけり 土屋粋月 ペダル漕ぐひとこぎごとに春動く 馬淵雅子 寄する波の音柔らかに春きざす 重住志津子 犬ひきて春の兆しをさがしけり 小出ひかり 首す…

3月24日誕生日の花と花言葉歌句

3月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) かなわざる夢と知りつつ夢にかけ 雅舟 【花】 ムスカリ(ユリ科) 【花言葉】 夢にかける思い 【短歌】 いつか咲く今日は咲くかと願う日に少しおくれてムスカリの花 ぶどうの房を逆…

安請け合い(10首歌)

世間知らず【安請け合い】して後悔すそんな経験誰でもしてる 結局は【安い物は高い物】安物買いは銭失いとなる 【Jesusマン】褒められていることはない是非判断のできない愚かさ 【人目惚れ】後悔した時もう遅い立派に御仕舞するお人よし 若い時 刻苦勉励し…

麥の穂

仏を信ず 麦の穂の青き真実 荻原井泉水 句碑 〔所在地〕 小豆島 土庄町渕崎 本覚寺境内 渕崎に住んでいた素封家井上一二を頼ってきた自由律俳人荻原井泉水の句碑。数十年前建立されて以来行ったことはなかったが、昨日久しぶりに再訪。半世紀前に半年ほど住…

落ち椿

赤い椿 白い椿と 落ちにけり 河東碧梧桐

3月23日誕生日の花と花言葉歌句

3月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 節制という忸怩たる愛語あり 雅舟 【花】ミツバツツジ(ツツジ科) 【花言葉】 節制 【短歌】約束はときに切なくあるものよミツバツツジは三つの葉あり 枝先に三枚の葉をそなえたミ…

3月23日誕生日の花と花言葉歌句

3月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 節制という忸怩たる愛語あり 雅舟 【花】ミツバツツジ(ツツジ科) 【花言葉】 節制 【短歌】約束はときに切なくあるものよミツバツツジは三つの葉あり 枝先に三枚の葉をそなえたミ…

二刀流・宮本武蔵の兵法

二刀流の開祖、宮本武蔵を知らない人はないだろう。野球少年なら大谷翔平が開祖と言うかもしれないが。先手必勝主義であるが、あせって打ちかかることは絶対にしない。 「太刀はふりよき程に静かにふる心」というくらい、ゆっくりしている。太刀筋に現れる敵…

ぶりかえす

春なのに 雪に見舞わる 北日本 季節の躊躇い 逆戻りかな

可及的すみやかに

「可及的速やかに」とは、できるだけ速くという意味。契約書などで見かける言葉であるが、一般に使用するのはいかがなものか。只今、スーパー文字で拝見したばかり。

シロツメ草に寄せる歌

島の子に教えられたり 六十年前自ら詠みし恋歌に添え ~シロツメ草に寄せて~