2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

幻のてふ

幻のてふ手にとまり飛び立たず

今、オリーヴの花盛り

蕾の儘 心の宿の Oliveよ オリーヴの花は実となる営みを繰り返しゐて人は返らず

芭蕉自筆本『野ざらし紀行』再発見

『野ざらし紀行』=『甲子吟行』 明ぼのやしら魚しろきこと一寸 芭蕉

5月25日誕生日の花と花言葉歌句

5月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 清らかさ通じずとても霞草 雅舟 【花】カスミソウ(ナデシコ科) 【花言葉】清い心 思えば思われる 【短歌】それとなく宥められいて霞草ひとりの部屋にふんわり活ける カスミソウは…

生・死の四字熟語(10首歌)

一命をとりとめること簡単か【百死一生】と言えば必死か 生と死の迷いの境地抜け出して【出離生死】は悟りの境地 【酔生夢死】無駄に一生過ごすこと無為徒食とは言われたくない 気息奄々【半死半生】生死の境目さまよっている状態 危機的な状況一気に立て直…

鳳凰・不死鳥・フェニックス

「鳳凰」「不死鳥」「フェニックス」共に伝説の霊鳥。鳳凰」は、中国に伝わる霊鳥なのに対して、「不死鳥」と「フェニックス」は、エジプト神話に登場する霊鳥。 「鳳凰」は、縁起のいい鳥なのに対して、「不死鳥」と「フェニックス」は逆境からよみがえる再…

水田地帯の朝は爽やか

さかしらぶる人はここにふさわしからず

5月24日誕生日の花と花言葉歌句

5月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 含羞の人と花との向かひ佇つ 雅舟 【花】 シャクヤク(ボタン科) 【花言葉】はじらい はにかみ 【短歌】 シャクヤクのあかく角ぐむ彼の日ありはじらうほどの花のふくらむ 鳥海昭「…

水田の畔に咲く【早乙女】

水田の畔を彩る紅白の草花愛し早乙女の如く 雅人

浮草のような人生

根無草 浮草のような人生でありました 海に出て浮草先を争はず 鷹羽狩行

瑞々し木苺

木苺をふふめば雨の味のして 比田誠子 野苺かと思いきや木苺か

5月23日誕生日の花と花言葉歌句

5月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 耳傾け小鈴のようなアマドコロ 雅舟 【花】アマドコロ(ユリ科) 【花言葉】心の痛みのわかる人 【短歌】 清楚なる白いみどりの花を垂れアマドコロ咲きひとのやさしき 鳥海昭子 筒…

珍しいアマサギの群れ

朱色がかった羽の小さめの白鷺を時に目にする。水田の畦道で餌を狙っているのか?

与謝野晶子のコクリコの歌

ああ阜月(さつき)仏蘭西(フランス)の野は火の色す君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟(コクリコ) 作者与謝野晶子が夫鉄幹と共にフランスに滞在した時の作品。与謝野晶子の短歌代表作の中でも、Romanticで有名な恋歌。 虞美人草 雛罌粟 アマポーラ コクリコ ポ…

俳祖宗鑑終焉の地【一夜庵】興昌寺

宗鑑と一夜庵 一夜庵は俳祖山崎宗鑑が晩年を過ごした草庵である。 室町末期、興昌寺の住職梅谷和尚を頼って、京阪山崎から移り住んだ。遺筆として、当寺に紫金仏勧進帳(本堂再建の寄付集め趣意書)徳寿軒宛の書簡などがある。

5月22日誕生日の花と花言葉歌句

5月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)実カンより花の甘美さ香ばしさ 雅舟 【花】 ミカン(ミカン科) 【花言葉】 親愛 【短歌】こんなにも小さく白く咲くものよミカンの花よ親しく愛し 鳥海昭子 こんなに小さくて白いか…

芭蕉💛父の遺言状

俳聖芭蕉は臨終の時、弟子より辞世の句と望まれ「吾生前の句皆辞世の句ならざるはなし」と言った。自分は常に右の事を念頭に置いてゐた。故に殊更遺言めかしきものはない。生涯の言行、之れ皆遺言と思はれたし。吾今国の為に死す。死して君親にそむかず。悠…

故大平総理の「生活信条」

観音寺市立図書館前の掲示「観音寺中学生の選んだ生活信条」

シベリア抑留者の辞世句

辞世句 【嬉しさは神々続く二等兵】 ~我々はこの川柳の皇国日本への皮肉を読み取らねばならない~ ソ連は終戦とともに、日本軍将兵60万名をソ連領内70地区の収容所に連行、極寒の地で強制労働につかせた。その一つがハイラル西方サジョールナヤ収容所。厳し…

5月21日誕生日の花と花言葉歌句

5月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)石竹は夏撫子のおんなの美 雅舟 【花】 セキチク(ナデシコ科) 【花言葉】 女性の美 【短歌】石竹の枯れ花を摘む妹の指美しく花とからめり 鳥海昭子 枯れた花をこまめに摘んでおか…

薔薇の木に薔薇の花咲く

薔薇の木に 薔薇の花咲く 何事の 不思議ならねど 北原白秋

雀の諺(10首歌)

若い時身に付いた道楽直らない【雀百まで踊りを忘れず】 寄り集まり米があるかと思ったに当てが外れて【雀の糠喜び】 弱小者のおののく喩えとして【雀の鷹の巣に近づけるが如し】 【雀の抱卵は四個】と決まっているという説明は誰もできない 【春生まれる子…

どくだみの花

どくだみも薊の花も焼けゐたり人葬所の天明けぬれば 斎藤茂吉「死にたまふ母」

知床岬のハマナス

ハマナスの咲く頃はなぜか知床旅情を歌いたくなる 西の端知床半島に住む孤独な老人羅臼に感謝の心で しおかぜ公園「地の涯に生きるもの」の老人の像 「知床旅情」の歌碑ピリカはかわいい美しいの意味 カズワン沈没事故哀し半数の人まだ見つからないで .

5月20日誕生日の花と花言葉歌句

5月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)白根葵今日この花を話題とせむ 雅舟 【花】シラネアオイ(シラネアオイ科) 【花言葉】優美 【短歌】修験者が潔斎をせし崖ありてシラネアオイは今年も咲けり 鳥海昭子 「潔斎」とは…

楝の花(10句)

むら雨や見かけて遠き花楝 白雄 大利根の水守る宮や花楝 河東碧梧桐 花あふち梢のさやぎしづまらぬ 橋本多佳子 むらさきの散れば色なき花楝 松本たかし 原爆を見し人と佇つ花楝 松崎鉄之介 旅人の旅に倦むとき花楝 森 澄雄 栴檀の咲き溢るれば亡き子見ゆ 飯…

水産俗字、分かり鱒か?

歩き遍路に心惹かれる

有難や一山二霊場 すべからく遍路は歩いて巡礼しなさいませ。

虫も人も同じ命を受けて生き

バショウは花が咲き、実(バナナ)となる

松尾芭蕉の謂れ「バショウ」の花・実(バナナに似ている)