2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の旭日にうっとりと

五時過ぎに旭日見むとて野に出でて

海猫カモメの生態

海に流れ込む前の川水を飲み、水浴びもして、機嫌がいい。天敵はいない。 香川県観音寺市大野原町花稲、唐井出川が瀬戸内海(燧灘)に流れ込む海岸。砂浜ではなく、栗石ほどの岩石が敷き詰め、小さい魚介類が生息する。そこに海猫カモメが留鳥として棲息してい…

戦争と平和論(10首歌)

兵役を忌避して牢獄に繋がれし平和主義者は今は問われず 非国民レッテル貼られしその家族世の片隅に遁れ棲みしと 忠君愛国何の疑いなきままに八紘一宇と海外を攻む 父戦没者母は戦争未亡人今生きていれば百歳を越ゆ 肉親だけ弔い悼むことはせじ全ての戦没者…

三豊平野爆走

炎天下熱中症などものともせず慰霊の旅を続ける翁 気を付けて下さいなど労りの声かけられても意に介さざる 戦後77年の夏にしあれば戦没の墓碑参拝の巡礼続く 忘れられ見捨てられたる戦没の若者に会うための巡拝 三豊平野6480柱眠れる墓地を自転車で爆走をす…

7月24日誕生日の花と花言葉歌句

7月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 日々新た日光黄菅禅定花 雅舟 【花】ニッコウキスゲ(ユリ科)【花言葉】日々あらたに 心安らぐ 【短歌】山原のニッコウキスゲ空に映え日々あたらしく夏深めゆく 鳥海昭子 ニッコウ…

バッタの保護色

緑葉を動かぬバッタ身構えて 雅舟

稲穂に花咲く

稲の穂に花咲く今は稗刈りをしてはならない時を選んで

今朝、撮れ立てのアンパンマン列車

三豊平野疾走をするアンパン列車 稲に穂が出て花咲く早朝

三豊干拓 海浜植物

浜抂(ハマゴウ) 浜撫子 小待宵草

瀬戸内海の夕焼け

瀬戸内海のど真ん中「燧灘」の夕焼け~対岸の尾道方面は見えず

鷺の目に夏の旭日の耀けり

鷺の目に夏の旭日の耀けり 雅舟

7月23日誕生日の花と花言葉歌句

7月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)今日ひと日蓮の心で生きてみむ 雅舟 【花】ハス(スイレン科)【花言葉】清らかな心 【短歌】ハスの葉を帽子がわりに被せられ父の生家を母と訪ねき 鳥海昭子 母と連れ立って庄内平野…

令和芭蕉

夏行して 令和芭蕉の ゆくへ知らず 雅人

7月22日誕生日の花と花言葉歌句

7月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 大空に衝き上げてみたいペチュニアよ 雅舟 【花】ペチュニア(ツクバネアサガオ)【花言葉】あなたとなら心が和らぐ 【短歌】やわらかい風あり風にこたえいるペチュニア赤し私も赤…

今朝、日の出頃

日の出前誰一人居ぬ故里の田園地帯我がものにして

十人十色(10首歌)

万葉の自然を詠める秀歌には山部赤人追随者なし 赤と黄色混ぜればできる中間色橙人という言葉なけれど わが日本東洋人の普通色黄色人種黄人とは呼ばず 青緑色盲目緑内障など使われて縁なき衆生に緑人あり まだ幼き青二才にして未熟なる青人ブルー青春以前 愛…

東雲、財田川・三架橋

大人も夏休み、朝早く起きて来ないで

明けてなほ待宵草は人を待つ

なぜ昨夜は来て下さらなかったの 尼鷺(アマサギ)

7月21日誕生日の花と花言葉歌句

7月2Ⅰ日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)ショウゴンと読むときユリの匂ひ立つ 雅舟 【花】ヤマユリ(ユリ科) 【花言葉】 荘厳 【短歌】築山を埋めるヤマユリ大祖の魂集うごと荘厳に咲く 鳥海昭子 築山は、庭園などに造った…

 月 鳥 人

人の世の病い戦さを睥睨し 天なる月と 樹上の白鷺

セミ、なんという性ぞろい、子孫を残すために

七年間の思いを七日にかけて 必死の争い、けなげなか、あさましや

夏の昼下がり

一瞬に消えた女のくれないに

剣持屋敷芭蕉句碑

旅人と我が名呼ばれむ初しぐれ 我が剣持屋敷の芭蕉句碑 父子で御影石に彫り込んだ手製のもの 堂飛人と我名よは礼無初しく連 芭蕉 「笈の小文」出立時に詠まれた発句 旅人と我が名呼ばれん初しぐれ ☆石寒太著『芭蕉の晩年力』から 芭蕉が本当に芭蕉らしい句を…

香川県内芭蕉句碑

【香川県内芭蕉句碑一覧】 [所在地] [建立年] 1 早苗とる手もとやむかし志のぶ摺 観音寺市琴弾八幡宮鳥居横 安永4年(1775)2 世を旅にしろかく小田の行きもどり 善通寺市大麻町原御堂 寛政5年(1793) 3 露とくとくこころみに浮世すすがば…

7月20日誕生日の花と花言葉歌句

7月20日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)どこまでも伸びよ凌霄の日 雅舟 【花】ノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科) 【花言葉】名誉 【短歌】古里の杉にからまりあでやかなノウゼンカズラ母亡 きあとも 鳥海昭子 ふるさとの…

鷺と月、今朝の出逢いの嬉しさよ

瀬戸内沿岸、一の宮松林にて

あえかなる水引草

さやかなる君は癒えしや知らせなく 小さき蜘蛛 花の先にも 耐えられる

干拓地の生き物

自由なる野鳥と飼育牛の違いやいかに

タブー(10首歌)

古傷を包み隠して生きているをほじくり出して見せんとする人あり 学歴のことは言わない誓いあり時に口から毀れるあれど 人様の悪口言うを生き甲斐に生きている人なきにしもあらず 婚前交渉あるを包みて過ごし来て何かのはずみぽろり現れ 要職にある人なれば…