#書道
386 琴引やねみゝ鶯一夜庵 由精
385 稲爪人世中火打灘 清崇
384 おはりをひかかふ花動をこととし一夜庵 勝奥
383 雲も苦もはゝふや月の一夜庵 安秀
382 俳濃うみかいの霞か花の露 象以
381 忍見鑑師禅窟跡雲閑松老境猶幽 百年塊吉今何在・下石泉空白流 祖格
380 ちかの塩山雪にそう川せ一夜庵 久䡄
379 夕くれもなし言葉のはなの一夜庵 賀留
378 下の客は 酉参 のごとし一夜庵 教貝
377 月みれば一夜庵か世界の家 豫州天満之住寺尾氏春清
376 括怒名や月華の路一夜庵 青井氏世川
375 春駒も踊らば越つへし琴弾山 十三歳上村氏左傳
374 宗鑑かゝし花をの云は一夜庵 一心
373 社頭祈世 ・年の音たかだかと聞えなは いつもわすれぬ世を祈るなり 照坂
372 出ぬ月も有明浜や一夜庵 今村氏義久
371 ・林しけれ我らこときも一夜庵
370 郭公われらもとよひは下の客や 真鍋氏吉有
369 花に立ふりむかしまつしや上の客 今村氏義伯
368 山さき成月いて其ひよりも一夜庵 今村氏西友
367 月も笠ぬゐて入たり一夜庵 義元
366 月の似勢岡はあめのは社・もえ 真濡氏吉武
365 咲し花もおもへばおもへば一夜庵 釋氏一鏡
364 琴弾山七尺飛て夢や月 西條森氏望意
363 とまりさんせ相宿八月一やあん 西条町十才きさ女
362 松に時雨何とし満せり一夜庵 西条町十四才繁女
361 花や・や百代へても一夜庵 西条岡田氏好夕
360 雪敷も酒で寝られぬ一夜庵 自道
359 世も・・人も開て才の春 ・・
358 越て月この道したふ琴引山 新柳
357 ありあけやあふらのはまにとふ螢 一松軒一牛