讃岐地誌
葱↑ 大野原 葱・玉葱の名産地 香川県観音寺市大野原町 玉葱↓ この地は古来篤農家多し
源平はいさや波より現はるる扇の船のあれかし屋島 晶子 屋島村古高松にそこばくのけぶりの立ちて讃岐潟晴る 〃 園古りて松の大樹と池にあり紫雲山より引ける秋の気 鉄幹 園の路松の大樹と岩に入りまた池を見て橋に逢ふかな 〃 讃岐路は浄土めきたり秋の日の…
起 ☆善通寺五岳…空海の誕生し修行した山・そして西行の訪ね参拝した山 承 ☆大麻山…天下の金比羅本宮が鎮座している山 転 ☆(右)琴弾山…宗鑑・一茶が来たりし山 (左)紫雲出山…浦島伝説の山 結 ☆七宝山…高屋山(里山)…山頂の稲積山に古今の名作文学碑10基が建つ
棉の町和田(香川県観音寺市豊浜町)で讃岐三白(塩・砂糖・綿)復活運動が起きている。そして、本日その講演会があった。東北の被災地に棉を作る運動を起こそうとしている。 ここにワタを植えようとしているのです。 綿で作ったタオル
奈良時代の楠 樹齢1300年
讃岐金毘羅さんの琴平小学校西側にある「大センダン(栴檀)」 樹齢300年
空海の誕生寺善通寺境内には高浜虚子・年尾・汀子、三代の句碑が並んである。
緑蔭静臥われ六尺の虫となり 田打男 三豊市高瀬町朝日山森林公園 平成元年9月10日 除幕式が行われた。 遺族 文子未亡人、娘、孫 天高し悠久の今句碑除幕 文子 (この時の上の句は大窪寺境内に忠夫先生の句〈西安の月長安の月おぼろ〉 と共に句碑となって…
昔から何もなかったように 瀬戸内海は静かに鏡を浮かべている。 穏やかな大晦日 塩飽諸島の西の端 粟島は三豊市詫間町に入る。
緑蔭静臥吾れ六尺の虫となり 田打男(元香川県知事前川忠夫) 所在地 香川県三豊市高瀬町朝日山森林公園 碑の高さ 2m32㎝ 横幅 35㎝ 御影石 製作者 大西康彦 病気療養中もよく読書をなさいましたが、まもなく不帰の客となりました。 したがって、このこ句はほ…
玉藻城 (高松城) 玉藻城の由来は『万葉集』で柿本人麻呂が讃岐の国の枕言葉に. 「玉藻よし讃岐の国は国からか見れども飽かぬ」(巻2ー220)と 詠んだことに因んで、この辺りの海が玉藻の浦と呼ばれていたことによる。 この度、崩れかけていた石垣の修理がほぼ…
香川県指定天然記念物として、三豊市山本町菅生神社には104種の樹木が保存
『万葉集』には下記の歌があり、「愛国百人一首」に入れられ、戦時中には戦意高揚に利用された。万葉歌碑には違いないが、戦時の遺物である。 この説明板に書かれている文字に誤りが多いので、訂正してほしいと訴える。 あえて建立場所は特定しない。西讃で…
この五重塔は再建されているので、国宝ではありません。 四国七十番札所本山寺の本堂はこのように「国宝」です。 今紅葉がとてもきれいで、お遍路さんを喜ばせています。
地名の発音アクセントは実に大切だ。瀬戸内に浮かぶ島「粟島」を 〈アワ[高]・シマ[低]〉と語頭を高く発音されると、たまらない。平板型でないと、この島の感じがしない。 地方に勤務したアナウンサーはその土地でどう発音しているか、いちはやく察知し、正…
「讃州讃岐の高松さまの城が見えます波の上」と歌われている高松城は、またの名を玉藻城と呼ばれている。玉藻城の由来は、『万葉集』で柿本人麻呂が讃岐の国賛歌「玉藻よし讃岐の国は国からか見れども飽かず…」と枕詞に詠んだことによる。
伏石事件は、香川県香川郡太田村伏石(現在の高松市伏石町)で、1923年(大正12年)に起きた小作争議。日本農民組合(日農)香川県連合会長および顧問弁護士を巻き込んだ一大刑事事件に発展し、抗議行動が全国で行われたため、各種の小作争議を扱った文書で…
椀貸塚は二重周溝、その間に周堤のあることを発見す。その現地説明会を開催。 この古墳は、大野原八幡宮の境内にあり、すでに香川県指定文化財になっており、このたびの発掘は、国指定文化財を想定しての試掘でありました。
丸亀城の下、丸亀市民ひろば かつての同僚の作品
丸亀第十二聯隊跡は、現在「丸亀市民ひろば」になっている。 平和な時代を反映するように、文学碑、彫刻銅像などが建ち並んでいる。
丸亀城は(讃岐国)香川県丸亀市にあった城である。 (別名亀山城、蓬莱城)
昨日早暁の朝靄かかる田園風景(農地保存区域で住宅は許可にならない) 台風の被害を避けるため、最近は早稲を作るところが多くなっています。 このようにちょっとした風で倒伏すると、刈り取りが難しくなります。 昔風に今頃稲田のあるところは、大変少くな…
善通寺市吉原町、出釈迦寺の上に中城ふみ子の歌碑が建てられている。 「短歌研究50首詠募集」の第1回目の受賞者となったふみ子は大きな注目を浴び、中央歌壇への華々しい登場という夢を実現。 ふみ子は1942年に国鉄勤務の博と結婚。夫の転勤で48年…
西行もここに来て、多くの歌を『山家集』に残している。
栗林公園を望む
小豆島はオリーブの島。今年も収穫期が始まりました。
香川県内文学碑の総数は? 『讃岐句碑めぐり』 ずいひつ無帽の会選書 八坂俊生著。 ずいひつ無帽の会 1970年9月刊。 巻末の「香川県内文学碑一覧(昭和45年7月15日現在)」は「句碑」95基、「歌碑」53基、「詩碑」6基、「文学碑」8基、「その他」43基に…
大正11年、昭和天皇が摂政宮であった時、讃岐富士(飯山)を詠んだ歌が 飯山の山頂に建てられている。 暁にこまをとゞめて見わたせば さぬきのふじに雲ぞかゝれる 飯野山(讃岐富士) 海抜422m 香川県丸亀市飯山町
三豊市高瀬町大水上神社境内には、 水原秋桜子の「茶どころと聞かねど新茶たぐひなし」以外に次の句碑がある。 御神域しばし自分を取りもどす 山路伊三美 食い違う娘の夢と母の夢 丸亀 山下昌江 八十路越へまだこれからの靴を履く 善通寺 山路広助 人の世に…