芭蕉の五月雨句


    芭蕉は「五月雨」を全部で19句に詠みこんでいる。そのうち2句が『奥の細道』に出ている。
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  五月雨の降り残してや光堂↑
                                        五月雨を集めて早し最上川
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         秋田県出羽大石田の高野一栄宅の連句興行においては「すずし」であった。
        こちらの方が初案で、お世話になる一栄に対する挨拶吟であって、清涼感を漂わせている。