映像に頼り過ぎない生活を(10首)
文学の使徒を自負するものにして映像借りて易き表現
「ブログを書く」項目にまず写真入れる安易なこれまでの我
人様に読んでもらえる文も書かずこれ見よがしに写真優先
生きてゆく道程にして悩み事臆せず披瀝するがブログか
個人情報秘匿を異常に過敏なる世の流れには同調できず
不特定多数の人にわざわざに私的邪見を述べらるものか
関心を持ってくれる人この青い空の下には必ずあると
たった独りの孤悲人がありそれだけで死なずに今は生きて居ります
今日晴れて明日降れども至福というそのささやかさ愛でむと思う
十分で即吟十首おそらくは読み返すことない呟きか