文三に対して平気で非を数え「おれは」との【自負自賛】する
文三は別に妄念生み出して【極大苦悩】なめている頃
「フム学問学問と言われるけれど【立身出世】すれば学問」
「ナニ絶交してもらいたいとは【唐突千万】出し抜けに言う」
自分とは関係ない者に嫉妬心【法界悋気】は良く言われない
胸に燃やす【修羅苦羅】火の手盛んなりしばらく散歩余熱冷ます
魂がもぬけになれば周りみな【虚有縹渺】薄烟に包まる
【千思万考】【審念熟慮】してみたが元の木阿弥どうにもならぬ
ませ籬によろばいかかる夕顔にさっと一吹き【涼風一陣】