人間業さらり止めて天然自然【花鳥諷詠】と共に生きをり
齷齪とまた浅ましく生きている【人間同胞】離れて生きをり
地位名誉我に浮雲の如きもの【花鳥風月】心の友とて
【花鳥月露】四季の節物取り扱うだけの【風流三昧】に生く
春の朝秋の夜なる【花晨月夕】二月と八月十五日なり
【落花流水】春の美景の喩えにも落ちぶれてゆく儚さにも
俗世を離れて優美な遊び事【琴歌酒賦】とは【贅沢三昧】
のんびりと自適の暮らし送る隠士【閑雲野鶴】なんと倖せ
詩歌書画風雅な遊び興じ生き世俗を捨てて【風流韻事】
【雪月花】美の範疇に徳利あらず物名などにも関心はなし