【身から出た錆】は研ぐのに砥石ない自ら招いた禍は仕方ない
人事でなく思われることがあり【身につまされる】他人の不幸
我が姿顧みず事に熱中す【身を窶す】人世の片隅に
周囲にはつっけんどんな人がいて【身も蓋もない】答えが返る
我が分際弁えないと非難して【身の程知らず】と陰口たたく
【身銭切る】【自腹切る】など世過ぎには責任逃れに苦心するあり
【身を削る】【骨身を削る】苦労あり成功すればそれも懐かし
【粉骨砕身】【身を粉にする】と大袈裟に言うことあれど一途な努力
【立身出世】【身を立てる】ことに留まらず世を無視すれば齟齬が生じる
【身は売れど心は売らぬ】思い持ち身を沈めたる女多からん