〔陸軍船舶幹部候補生隊〕
①【船舶幹部候補生隊】 南方における陸軍の上陸・輸送の増大とともに船舶部隊が拡大増設されたが、初級下士官が圧倒的に不足していた。それを補うために生まれたのが船舶特別幹部候補生・少年船舶兵だった。 . |
②【特別甲種幹部候補生隊】昭和19年、慢性化した将校不足を補うため生まれた制度。在学中の学生を特別幹部候補生として短期間で戦力化しようとしたもの。同年、豊浜にあった陸軍船舶幹部候補生隊に約1000人の一期生が入隊、いきなり伍長に任ぜられた。 |
戦雲急を告げる昭和二十年、水上特攻マルレに駆り出されるとは⋯⋯