【禍】の諺(10首歌)

【禍と福と門を同じうす】と言えりその後人によりて差が付く

【禍は内から出す】とも言われける外部よりかは内部に起因

【禍は懈惰に生ず】用心を怠っていればいつでも陥る

【禍は口から】出でてその逆に病は口から入る言えり

【禍は繊繊より生ず】些細なこともゆるがせにせず

【禍は妄りに至らず】福もまたいたずらに来るものにはあらず

【禍も三年置けば用に立つ】世の中役に立たないものなし

【禍は足るを知らぬより大なるなし】自分に似合わぬ欲を持たない

【禍は独り行かず】とも言われ往々にして何度も起こる

【禍を転じて福と為す】という諺知れど切り替え至難

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