蕉門十哲(10首歌)

 【蕉門十哲

宝井其角
伊達好み洒落風 蕉門第一の高弟にして江戸座を開く
服部嵐雪
黄菊白菊其外の花はなくもがな  篤実柔和な人柄なりき
向井去来
京都嵯峨野に別荘落柿舎建て凡兆と共に「猿蓑」編集
内藤丈草
尾張犬山藩士の身より遁世し洒脱俳諧蕉門に入る
森川許六
晩年になって入門画の名人芭蕉に絵画教える栄誉
杉山杉風
経済的支援者となり芭蕉庵近くに自ら採荼庵を葺く
各務支考
俳書より軍書にかなし吉野山逸材といふ誉れもありき
立花北枝
奥の細道」道中師との出会いあり金沢滞在越前松岡
志太野坡
 芭蕉の遺書代筆もして 蕉風俳諧西国普及
越智越人
 「更科紀行」の旅に同行 姥捨の月芭蕉と観賞