五郷讃歌

 

   五 郷 讃 歌  

 

 巨鼇山雲辺寺山を目指して南に進む 柞田川に沿って車を走らせる

 そこは日本のふるさと五郷 観音寺市の山懐 温かき母のふところ

 塵埃から遠ざかり 清く 高く 直き 草木の茂る 自然そのもの

 人家はまばらで 住む人も多いとは言えないけれど 心優しい人々

 温かく迎え入れてくれる 魂の原源 どこまでも奥深い山々が続く

 

 谷川を堰いて造った 石積みマルチプルアーチダムも 古来文化財

 近くは動く文化財 水車小屋 住民の力を合わせて 造り上げた命

 五郷の命の鼓動 水車の回る音を 川のせせらぎの音と 共に聞く

 友と共に いざ集わん 見知らぬ人々が ここに訪れれば 賑やか

 そう 多くの人々の 笑い声と 語り合う喜びを期して 団欒広場 

 

 団欒広場 Utopia 🍕を焼く 五郷山里 日本のふるさと 讃岐

 西の果て 大野原五郷山里 昔ながら竈を模して 🍕工房の体験

 友と語り合おう 春はウグイス 夏はホトトギスが 鳴き声を競う

 春は山桜 秋は紅葉の 人は情けの深く優しき 讃岐野の奥座敷

 かつての温泉の影はなけれども Spring 五郷山里 命の泉湧く処