護国神社

  護国神社は、国家のために殉難した人の英霊)を祀るための神社1939年昭和14年)に招魂社から改称第二次世界大戦前は内務省によって管轄されていたが、第二次世界大戦後は独立の宗教法人となる。 第二次世界大戦後のGHQによる神道指令発令後、国家が神社に指揮監督する権限が無くなり、護国神社の祭神を靖国神社の祭神と定めた法令は失効した。島矢大嗣の『護國神社における殉職自衛官の相殿奉斎等の詮衡の一考察』によれば「殆どの護國神社靖國神社以外の御祭神を奉祀する際には、本殿とは別の御神体に奉祀され明確に区別されてきた」と指摘している