黛まどか恋句

 

☆逢へぬ日を重ねて古都の月あかし

☆紅葉明りに見せ合ひて恋みくじ

ひぐらしに止めて帰るといふ人を

☆会ひたくて逢いたくてふむ薄氷

☆虫の夜の寄り添ふものに手暗がり