【一(ひと)~】歌10 首

【一旗】を挙げるつもりで満洲に征ったはずだが挫折憤死す

【一肌】を脱いで奮発先頭に立って成功我を誇らず

【一雨】という恵み雨めったになく豪雨か少雨旱魃もある

【一人口】は食えぬが「二人口」は食えると縁談取りまとめ

【一眠り】してから行こう何事も急いては事を仕損じる

【一っ飛】昔は馬か今は車飛行機にしてもすぐには行けない

【一人天下】優勝しても来場所に真価が分かる油断するなよ

【一節切】尺八よりは小さくて小唄用に吹く管楽器

【一人ぼっち】同情なんかしてくれるな孤独を愛す者に向かって

【お一人さま】慇懃無礼 現代の逆差別語と言うほどでなく