宇治方面へ旅行する人は「宇治の橋姫」に関心を

  「橋姫」の系譜

もののふの八十宇治川網代木にいさよふ波の行方知らずも 柿本人麻呂万葉集』 

②片敷の袖をや霜に重ぬらん月に夜がるる宇治の橋姫  法印幸清『新古今集

③貸し夜着の袖をや霜に橋姫御  宗鑑法師 興昌寺所蔵宗鑑自筆短冊 

 日本最古の発句(俳句)  連歌の発句が独立したのが、俳句の原型とされるのが常識。ただし、短歌の俳句化を試みた宗鑑の文学的試みはつとにこの句に示されていて、文学史的に極めて大切である。「歌→句」の原型をここに示していることを世の人は知らない。まことに残念なことである。日本最古の俳跡「一夜庵」前に宗鑑句碑があることを世の人は知ってほしい。 

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