2011-04-07 万葉植物「ほよ」 万葉集関連 #短歌 柞田川沿いの「ほよ」 2010/5/26(水) 午後 10:21入力 約一年前、万葉仮名で書いた「ほよ」の歌も消えかかっていた。 あしひきの山の木末のほよ取りてかざしつらくは千年寿(ほ)くとそ」 (巻18ー4136) 作者は大伴家持 「山」は「二上山」(高岡市)と想定される。 「ほよ」はヤドリギ科の常緑低木のヤドリギ。榎、栗、桜、欅などに寄生する。 冬の間にも鮮やかな緑色を示すので、万葉の人々は強い生命力を感じた。『万葉集』には1首だけに登場する貴重な万葉植物。