万葉の花 合歓の歌

   『万葉集』では、合歓(木)(ねぶ)として、次の3首 が載せられている。
 
 昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓の花
       君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ  (巻8ー1461) 紀郎女
 
我妹子が 形見の合歓木は 花のみに
     咲きてけだしく 実にならじかも (巻8ー1463) 大伴家持
 
我妹子を 聞き都賀野辺の しなひ合歓木
  我は忍び得ず 間なくし思へば (巻11ー2752) 作者未詳
 
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