漢詩「従軍行」

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  従軍行   王 昌齢
秦時の明月 漢時の關
萬里長征 人未だ還らず
但龍城の飛將をして在らしめば
胡馬をして 陰山を度らしめず
 
 秦の時代に輝いていた明月や漢の時代からあった関所は、今も昔も変わりがない。兵士達は遠い辺境に出征してまだ帰って来ない。かって篭城で活躍した飛将軍と言われた李広のような名将がいたなら、胡の馬に陰山を越えて攻めてくるようなことはさせないであろう。