禅寺の無住となりて秋の風 雅峯

まだまだ田舎には故里がある。小川がある。古池がある。

オシロイバナその紅白の嬉しさよ 雅峯

笠郎女の大伴家持に贈れる歌 万葉集 託馬野に生ふる紫衣に染めいまだ着ずして色に出でにけり

詫間特攻基地

香川県三豊市詫間町荘内箱浦

野菊朝顔そのほかの花はなくもがな 雅人

瀬戸内海・燧灘の四国香川県西部、三豊市仁尾町を展望す。

芭蕉の着ていた「風羅衣」を持っていて仁尾(香川県)の道明寺に埋めた指馬の墓

芭蕉葉を柱にかけん庵の月 はせを

今朝開く花に慕い寄る虫

夕空をあなたと共に見ていたいのに

愛国百人一首 戦意高揚の歌 皇紀二千六百年(昭和１５年)建立

私小説作家門脇照男の生家前に建つ歌碑 香川県三豊市山本町神田 やさしさの極まる時し哀しみの胸にこぼれてあはれ人の世 照男

故前川忠夫(俳号、田打男)香川県知事 「悠久の今」 病臥の時に詠んだ俳句 香川県三豊市高瀬町朝日山に建つ句碑

満洲から帰ってきた父の遺骨を迎える母子四人

なんという麗澤な元号の典拠⋯令子・淑子・令子・香子⋯四人とも吾が同窓の女友 ～心密かにこの不思議な因縁に快感を覚えて～

純情の白亦佳しと魅入るなり

頭上の岩をめぐるや秋の雲 正岡子規

ここ父母ヶ浜であなたを待ってます。

先日の広島平和記念館見学の中から

新茶佳し大水上の霧こめて 秋櫻子 茶どころと聞かねど新茶たぐひなし 秋櫻子