2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

小豆島旅行の歌(鉄道唱歌の曲)

島旅行の歌. [ 小豆島 ]苗羽小学校川西覚先生が大正5年作の歌。鉄道唱歌の曲。 15番まであり、島の名所が内海から時計逆回りに 歌い込まれている。 50年前、小豆島に新任高校教師として赴任し、500枚の風景画を描いた私。 こんな歌があることを今日初…

高校漢文教科書に辺塞詩人岑参の詩が載せられている。

中国唐代盛唐期の辺塞詩人岑参(しんじん)の名作。 走馬西来欲到天 辞家見月両回円 今夜不知何処宿 平沙万里絶人煙

11月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

http://www.iff.pref.ishikawa.jp/zassouzukan/image/ka/ka/katabami/katabamihanaup.jpg 11月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花酢奨草あなたを決して忘れない 雅舟 11月30日 【花】ハナカタバミ(カタバミ科) 【…

宗鑑ゆかりの興昌寺の紅葉

禅宗東福寺派興昌寺境内のカエデは、今紅葉して最も美しい時季です。

俳諧の鼻祖宗鑑の墓

俳諧の祖「山崎宗鑑」の墓は、興昌寺山の山頂にあります。 また、供養塔は、その山の麓「一夜庵」の傍らにあります。

献呈用「万葉黄葉歌カード」

万葉に「黄葉」を詠んだ歌が136首ある。その中のいくつかを万葉歌カードにして、 私の万葉受講生に贈っている。(これは昨年のもの。今年は目下作成中) 万葉歌人柿本人麻呂も、万葉学者鹿持雅澄も、黄葉の歌を詠んでいる。 落ち葉集め歌カード作りの営みは少…

万葉「黄葉」の歌

『万葉集』巻十より ~黄葉(もみち) を詠める~ 2178 妻籠る矢野の神山露霜ににほひそめたり散らまく惜しも 2179 朝露ににほひそめたる秋山に時雨な降りそありわたるがね 2180 九月 のしぐれの雨に濡れとほり春日の山は色づきにけり 2181 雁が音の寒き朝明の…

11月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

11月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花よりも黄葉美し公孫樹 雅舟 11月29日 【花】イチョウ(イチョウ科) 【花言葉】長寿 【短歌】早暁の月とイチョウの競いあう黄色かがやく輝くきいろ 鳥海昭子 養護施設の早朝…

『万葉集』では「紅葉」でなく「黄葉」

万葉集では「紅葉」と記さず、一首の例外を除いてすべて「黄葉」と万葉仮名で書いています。 今日はカエデを拾ってきて、家持の歌に添えて書いてみました。

「龍馬伝」終わる

「大政奉還」 そして、海の向こうに開かれた世界を夢見ながら、大河ドラマの龍馬は、 今夜とうとう非業の暗殺、不帰の客になった。しかし、日本人の心に永遠に生き続ける。 「大政奉還」勤王党に属する維新の志士が、多く土佐に生まれた起因の一つに 勤王的…

11月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

キチジョウソウ(吉祥草) 11月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 旅行けば吉祥草に祝はるる 雅舟 11月28日 【花】キチジョウソウ(ユリ科) 【花言葉】祝福 【短歌】草深く花はかくれて咲きいたりキチジョウソウの薄い…

『源平盛衰記』に出ている琴造宮

源平屋島合戦の裏話 「義経の騙し」 『源平盛衰記』(絵巻四十三)に出てくる「琴造宮」は、琴弾八幡宮(観音寺市)と思われる。 源氏の郎等である伊勢三郎義盛が、平家方の伝内(田口)左衛門と行き合うことになる。 義経の策略に従って伊勢義盛は、伝内の父が降…

豊浜八幡神社の松・楠

大平正芳の産土神を祀る「豊浜八幡神社」には、香川県保存木の松、厳島神社の大鳥居に 献上した楠の大木があった。

11月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

11月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 黒潮や変わらぬ愛のアゼトウナ 雅舟 11月27日 【花】アゼトウナ(キク科) 【花言葉】変わらぬ愛 【短歌】アゼトウナ黄色輝くひとひらをいつくしむ二人ともに老いつつ 鳥海昭子 …

11月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

11月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)誘惑のほんの手前の花サフラン 雅舟 11月26日 【花】サフラン(アヤメ科) 【花言葉】愛への誘い 【短歌】開拓地の薬草サフラン摘むという勤労奉仕の一日ありき 鳥海昭子 香辛料…

一夜庵及び興昌寺境内

紅葉がきれいなので今年も吸い寄せられました。 臨済宗東福寺派興昌寺境内は古刹の雰囲気を保っています 。 俳蹟一夜庵あればこそ、ここは雅の里なのです。

空家の朝顔

この空家には朝顔が垣根に生え茂っている。 二十年ほど前、子どもを連れて女は出て行った。 男は一人取り残されたが、五年ほど前、病死した。 本好きだったので、集めていた膨大な蔵書も寄ってたかって 知る人、知らぬ人に持って行かれた。 今、その空家に…

夕陽を観るまち観音寺

夕陽は瀬戸内海燧灘、愛媛県高縄半島岬の波方の方に沈みます。 右手の島影は、四阪島のはずです。

minmin一週間の誕生花句

11月18日 梅鉢草 冬ぬくし梅鉢草を屈み見る 11月19日 紫式部 実式部の光り山の端黄金色 11月20日 イワレンゲ 花虻の癒しの時間岩蓮華 11月21日 竜脳菊 竜脳菊抜け道通り駅に着く 11月22日 竜胆 竜胆の数本咲ける御堂裏 11月23日 ピ…

11月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

11月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) いろは坂いろは紅葉の日の光 雅舟 11月25日 【花】 カエデ(イロハモミジ)(カエデ科) 【花言葉】遠慮 【短歌】雨の日の社の庭に散り敷けるイロハモミジの紅を踏みゆく 鳥海…

11月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

11月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 幸せな思い出色にネリネ咲く 雅舟 11月24日 【花】ネリネ(ヒガンバナ科) 【花言葉】幸せな思い出 【短歌】隠しごと隠しきれない日のためにネリネの花は咲くとおもへり 鳥海昭…

観音寺松原七変化

瀬戸内海国立公園、観音寺松原の名松・奇松も、今や松枯れの危機に瀕している。

ナデシコとハマナデシコは大違い

普通にあるのは「撫子」、一番上の写真。 有明の浜に生息するのは「浜撫子」 「ふるさとははまなでしこの咲く浜辺」 (観音寺東小学校女子児童の句)

11月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

11月23日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) ピラカンサ慈悲心鳥の来たりけり 雅舟 11月23日 【花】ピラカンサ(バラ科) 【花言葉】慈悲 【短歌】さんざめく小鳥の声のおさまればピラカンサの実ひとつだになき 鳥海昭子 秋…

あおによし奈良の都は咲く花の

万葉仮名で書いても、読んで分かるのではないでしょうか。 青丹吉 寧楽乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有 (巻3ー328) 小野老 青丹…画像で示したような「岩緑青」です。

11月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます

11月22日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 野菊より竜胆好きといふ便り 雅舟 11月22日 【花】 リンドウ(リンドウ科) 【花言葉】 正義 【短歌】 凛々とリンドウは咲きいたりけり大人になろうとかの日想いき 鳥海昭子 「…

波の残し去った「砂絵」

春の波 残し去りたる 砂絵かな 虚子 砂に絵を書いた「寛永通宝」をもって市のシンボルにしなければならない 銭のない観音寺。虚子先生の詠んでくれた、この爽やかな句をありがたく思う。 有明海岸に砂で作った銭形を、波の残し置いたものとみるのは、詩心で…

西行が讃岐で作った歌

坂出・白峰で… 讃岐に詣でて松山の津と申す所に、院おはしましけむ御あとたづねけれど、かたもなかりければ 松山の浪に流れて来し船のやがてむなしくなりにけるかな 松山の浪のけしきは変わらじをかたなく君はなりましにけり 善通寺で… 同じ国に、大師のおは…

夕暮れの時はよい時

夕くれの時は良い時 堀口大学 夕くれの時はよい時。 かぎりなくやさしいひと時。 それは季節にかかわらぬ、 冬なればだんろのかたわら、 夏ならば大樹の木かげ、 それはいつも神秘に満ち、 それはいつも人の心をさそう、 それは人の心が、 ときに、しばしば…

11月21日 誕生日の花・花言葉・歌句・万葉歌

11月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 万葉の百代草とは野菊です 雅舟 【花】 リュウノウギク(キク科) 【花言葉】 無常の美 【短歌】 山道をにぎやかに行く少女らはリュウノウギクを帽子に挿せり 鳥海昭子 山道で挨拶を…