2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

平成万葉歌仙二十七「グルメの旅に」の巻  両吟

平成万葉歌仙二十七「グルメの旅に」の巻(グルメづくし) 両吟 宣長 不遜(捌) 起首 2009/8/28(金) 満尾 2009//9/16(水) 本歌 醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗き合(か)てて鯛願ふ我にな見せそ水葱(なぎ)の羹(あつもの) (長忌寸意吉麻呂・巻16ー3829) 発…

旅人と我が名呼ばれん初時雨 (手彫り句碑)

我が剣持屋敷の芭蕉句碑 父子で御影石に彫り込んだ手製のもの 堂飛人と 我名よは礼無 初しく連 芭蕉 「笈の小文」出立時に詠まれた発句 【 旅人と我が名呼ばれん初しぐれ】 ☆石寒太著『芭蕉の晩年力』から 芭蕉が本当に芭蕉らしい句を作るようになつたのは、…

時雨忌10首

時雨忌10首 芭蕉翁逝きし陰暦十月十二日その年により違うから困る うかうかと過ごして今日は時雨忌の翌日といふこと知る不束さ 俳人の仲間があれば時雨忌の句会などあり季過ごすらん 旅人と我が名呼ばれん初時雨笈の小文にある秀句なり 我が家には笈の小文の…

幸せかげんはお湯かげんそれぞれ違うあったかさ

芭蕉の時雨7句

『万葉集』になぜ菊が登場しない?

聖武天皇崩御の時献花し、畏れ多く奉ったもので一般には親しむことを憚ったという。 飛鳥なら時代に菊はまだ大陸から渡来していなかったというのが一般の説)

「モミジ」は『万葉集】でほとんど【黄葉】

~紅葉と黄葉~ 現在我々が普通「紅葉」と書くところを、万葉集ではほとんど「黄葉」という表記をしている。東北のような寒冷地帯は山紅葉は紅く、大和近畿一帯は黄葉が多いとも言われるが、それも断言はできまい。楓・桜・櫨など大方は雑木紅葉というのが自…

雨上がり秋の朝

雨露や落葉は己が身を沈め 雅舟 年齢差準看学生親子程

剣持万葉植物園

11月30日花と花言葉・歌句

11月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花酢奨草あなたを決して忘れない 雅舟 【花】ハナカタバミ(カタバミ科) 【花言葉】決してあなたを忘れない 【短歌】明日のため今日の願いがありましてハナカタバミの葉のやすむ宵…

かもめのジョナサンよ

夢を与えられる時には必ず実現する力も与えられる。 しかし、そのためには努力しなければならない。 You are never given a dream without also being given the power to make it true. You may have to work for it, however ある時は群れを離れて思考する…

清貧 10首

清貧 10首 使ひ捨て当たり前なる時代なりもったいないなど死語になり果て 継ぎはぎの当たり前なるあの時代襤褸を着てても心は錦 麦飯の弁当友に隠し食べそれでも秘かな誇りは裡に ふやけたる地主の子嫌う性癖の片意地今も捨ててはいない 小作料払ひ続けて幾…

冬の使者ユリカモメ来たる

冬の使者ユリカモメ来し財田川

11月29日花と花言葉・歌句

11月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花よりも黄葉美し公孫樹 雅舟 【花】イチョウ(イチョウ科) 【花言葉】長寿 【短歌】早暁の月とイチョウの競いあう黄色かがやく輝くきいろ 鳥海昭子 養護施設の早朝勤務の日、夜明…

自由10首

自由とは 10首 自由とは平等・博愛より大事奪われてみて初めて分かる 宗教の違いによって差別され迫害されている自由権 学問と教育の自由認められ文化人とて生きられるなり 自由求め国外脱出人ら受け容れ拒むけちくさい国も 毎日を怯えることなく表現するこ…

秋空に映ゆるもの

芭蕉の象潟・天の川

楓紅葉と桜紅葉、どちらが綺麗

楓・櫻 どちらの紅葉が美しい

カエデ紅葉す

紅葉の粋の粋なるカエデかな 雅舟

花よりも葉桜きれい

花よりも葉桜きれいと思はるる 雅舟

11月28日花と花言葉・歌句

11月28日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 旅行けば吉祥草に祝はるる 雅舟 【花】 キチジョウソウ(ユリ科) 【花言葉】祝福 【短歌】 草深く花はかくれて咲きいたりキチジョウソウの薄いむらさき 鳥海昭子 まわりの草花に埋も…

平成万葉歌仙(十三)「凍鶴の」の巻

平成万葉歌仙(十三)「凍鶴の」の巻 両吟 宣長 不遜(捌) 奈呉の海に潮のはや干ばあさりしに出でむと鶴は今ぞ鳴くなる 田辺 福麻呂 (巻18-4034) 発句 凍鶴の声喨々と響きけり 宣長 冬 脇 影も冴やかに奈呉の白波 不遜 冬 第三 幾山河道なき道を越えゆきて …

『蒲団』のモデル「岡田美知代」

広島県府中市上下町出身「岡田美千代」

広島「三景園」の紅葉・錦鯉

錦鯉この悦楽のせめぎ合い

石見神楽

田山花袋の女弟子【岡田美知代】

自然主義文学の旗手【田山花袋】とその愛弟子【岡田美知代】=上下出身(府中市) 花袋からの直筆手紙 『蒲団』のモデル

上下町(広島県府中市)

石見銀山への峠道【上下町】

広島県唯一の芝居小屋【翁座】

我が「ブログ新連句」の再掲

平成万葉歌仙三十二「川の上(へ)の」の巻~ナウ五 クリップ追加 2009/12/25(金) 午後 5:46 ブログ連句09年版 誕生日 0 [1大伴家持→2山上憶良→3柿本人麻呂→4東歌→5挽歌(※有間皇子)→6山部赤人7志貴皇子→8大伴旅人→9高市黒人→10額田王→11高橋虫麻呂→12橘…

11月27日花と花言葉・歌句

11月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 黒潮や変わらぬ愛のアゼトウナ 雅舟 【花】 アゼトウナ(キク科) 【花言葉】変わらぬ愛 【短歌】 アゼトウナ黄色輝くひとひらをいつくしむ二人ともに老いつつ 鳥海昭子 海岸の岩場…