2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

阪神ファン70年 (10首)

阪神ファン70年 (10首) 戦後5年阪神タイガース公式戦高松で観しより今もフアンなり 若林監督の下ダイナマイト打線巨人ジャイアンツ粉砕せんと クリンアップ別当藤村土井垣と強打者続き豪快であり 捕殺数土井垣抜いて新記録梅野は捕手で一番とも言う サイン送…

勝敗を越えて10首

勝敗を越えて10首 ラグビーで日本奇跡の逆転劇活気見せたりこれも肯う 毎日がいかに勝たんと腐心する日本世界生き物すべて 負けて勝たんと格好いいこと言ったことあれど負ければ生きていけない 相手倒し勝敗決めるスポーツはどうもなじめず敗者になりすま…

芦原すなおデビュー作『スサノオ自伝』の讃岐弁

『スサノオ自伝』の讃岐弁の用例 「好きにもいろいろあるだろがい」 「おっさん、くらさんといてくれえ」 「おどれのような*ゴクドレ(極道者)は、どうせほんまの⋯」 「こないに(近頃)干しとる魚がぎょうさん盗まれるんじゃが」 「なにもしくさらん」 「…

故郷・反故郷10首

大陸に第二の故郷求め征きし父は満蒙開拓団長 新天地求むは侵略とは知らず聖業として渡満せし父 反故郷父の血を引く私は故郷の土地人皆捨て果てたるに 若き日はひたすら故郷厭離して帰らぬ所と決めてをりしに 落ち着かず転々として住むところ変えることなど…

「喧騒の都会を厭う」10首

ヒロシマを詠う10首 大都会有名大学目指したる同窓の者に同調はせず 心静かに文学の勉強できればいい田舎の大学選びし自分 東北大学あまりに遠し近くの広島大学選びし自分 ヒロシマは戦後十年復興のまだ不十分バラック建てあり 原爆で髪の全くない学生前の席…

瀬戸大橋から瀬戸内海

瓜食めば子ども思ほゆ

彼岸過ぎまだ瓜畑に残りあり 憶良の歌を友と口ずさむ 雅子

草堂「曼殊沙華」一句

一族の墓の翳より曼殊沙華 山口草堂

萩寺の萩まつり

秋分の日のくつろぎや令和風

剣持邸古義庵の句歌碑

鮎川信夫の詠んだ「死んだ男」M とは親友森川義信

キーワード「遺言執行人」

戦没詩人を哭す虫

友人鮎川信夫に普遍の詩人として紹介された森川義信

屋敷の中に入ることはできません。前に建つ詩碑「勾配」に接するだけです。

戦没詩人森川義信の生家前「勾配」詩碑

名詩「勾配」 日本の軍国化に傾斜していく予感

鮎川信夫→森川義信

死んだ男 遺言執行人が、ぼんやりと姿を現す。 ーこれがすべての始まりである。 Mよ、地下に眠るMよ、 きみの胸の傷口は今でもまだ痛むか。

大平総理墓碑銘

瀬戸内海のいりこの島「伊吹島」

おなじみ『論語』述而篇にある名文句。後輩若者を期待する言葉。期待外れになること、少なしとせず。

横山代枝乃の詫間歌

半島の径 横山代枝乃歌集『白露の記』より 浦島太郎生れしとふ生里後にして目指す箱浦その海青し 浦島に因む地名のおもしろや幾曲り経て積浦に着く 小字名 小砂子 ごま尻 蟻の首 何れが小さし暫しの論議 細き径こころ危ふき切岸を越えて不老浜、仁老浜の里 …

ヒロシマはタブーだ。

人はなぜ,ヒロシマを平気で語るのか。自分にとってヒロシマはタブーだ。 その理由さえ言う気になれない。原爆、カープ、その他もろもろの語り草。 黙殺。沈黙。寡黙な人間の更に向こうに霞むヒロシマ・広島(廣島)の昔今。 (只今BSⅠ終)

天空の鳥居

観音寺市稲積神社本宮の稲積山の頂上から見た三豊平野 遠くから見ると「三豊富士」とも言われる、海抜404メートル> この山に続く七宝山脈は無視することにして、稲積山だけを見る。 ここからは西讃の風景が手に取るように見わたせる。

白葉、仁尾の蔦島に遊ぶ歌

中村白葉、仁尾に遊ぶ歌

 今宵寝待月

仁尾蔦島の歌碑と句碑

中村白葉の短歌 河東碧梧桐の俳句 香川県三豊市仁尾町蔦島を詠んだ歌句

青峯を都鎮護の山と見る

青峯を都鎮護の山と見る 山口誓子 香川県三豊市詫間町

大正時代、入江為守「主基風俗歌」の歌碑     

讃岐財田の主基風俗歌

善正寺境内「たらよう」の樹

俗に「ハガキの木」として親しまれている。

中井無長先生歌碑

手をのべて 招き扶けの 松あれば 悦びつれて 皆まいるらむ 中井虎男(旧制三豊中学校教師) 観音寺市粟井町 浄土真宗本願寺派 徳賢寺境内

理屈を知らぬが花の生き御魂