2022-01-01から1年間の記事一覧

日本最古の俳跡「一夜庵」・俳諧の祖「山崎宗鑑」

一夜庵(いちやあん) 一夜庵は日本最古の俳跡で、俳祖山崎宗鑑が晩年住んでいた草庵であると言われています。創建は亨禄元年(1528)でその後何度も修復されましたが、ほぼ原形をとどめていて、観音寺市指定の文化財に指定されています。昭和57年滋賀県草津市と…

道真+宗鑑=沓音天神

「沓音天神」の由来 香川県観音寺市 菅原道真をお祭りする「天神さん」は全国にわたり、12000社余りある。そのほとんどは学問の神様として祀られている。元来、道真にまつわる怨霊封じに始まり、天の神・天神となり、農耕神としての信仰にもなってきた。 我…

雅名三姉妹

すず・波音・夏(樋口一葉の本名)⋯⋯加賀金沢の三姉妹(十姉妹ならず)

浜千鳥 磯千鳥

浜千鳥 磯千鳥 人をそれほど警戒しないで 餌を採るのにいそしみますね

年の瀬、柞田川、阪大微研

尉鶲(ジョウビタキ)撮ってくれろと現れて直ちに去りぬ君の如くに

ジョウビタキ

柞田川河口に一羽ふと現れとってくれろと言って逃げ去る ジョウビタキ?

12月31日誕生日の花と花言葉歌句

12月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)幻想のあなたは若く美しく 雅舟 【花】 アオキ(ミズキ科) 【花言葉】 若く美しく 【短歌】 小雪舞う庭のアオキの赤い実の瑞々として大晦日なり 鳥海昭子 年越しの準備中、ふと見れ…

夢は還らず

六十年夢幻

ユリカモメ、餌の争い、このバトル

晴れた日に、壮絶、命懸け、餌の争い、このバトル、生きるためには 必死です

近代名歌選(10首歌)

金色のちひさき鳥の形して銀杏散るなり夕陽の岡に 与謝野晶子 鉦鳴らし信濃の国を行き行かばありしながらの母見るらむか 窪田空穂 白埴の瓶こそよけれ霧ながら朝はつめたき水くみにけり 長塚節 春の鳥な鳴きそ鳴きそあかあかと外の面の草に日の入る夕 北原白…

司馬遷の名言(10首歌)

他の人にさせるためには言い出しっぺ「まず魁より始めよ」 自信もち「断じて行えば」人の遠避ける「鬼神もこれを避く」 後塵を拝するよりは「むしろ鶏口となるとも牛後となる勿れ」 「桃李もの言わざれど」慕われて「下自ずから径をなす」 真の理解者がほし…

12月30日誕生日の花と花言葉歌句

12月30日の誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)からんころん紅弁慶がやってくる 雅舟 【花】ベニベンケイ(カランコエ) 【花言葉】幸福を告げる【短歌】花と葉と抱きつ抱かれるおもむきのカランコエ咲く今日のうれしさ 鳥海昭…

石川ふさ江歌集『しらうめ』

特攻の夫を偲ぶ歌集『しらうめ』石川ふさ江著 編集 特攻の夫を偲ぶ歌十首 わが赤き糸手繰られて見合ひせし一宮の浜辺松風の響る 胸のうちを明かせぬ命を帯びてゐむ夫に常のごとくかしづく 幼子と夫の愛刀を胸に抱きグラマン機の下逃げまどひたり 旋回の機よ…

百花編『雪の光』

『雪の光』 俳諧撰集 百花(徐風)編 讃岐国観音寺の宗鑑の遺跡一夜庵を再興した百花が諸家の発句・連句を集めたもの。 序 一夜庵は宗鑑法師の膝をいるゝはかりの軽く住める松の柱茅ふける軒あやしの柴のあみ戸さへなく右は海上はるかにいよのみ嶽白雲とこしへ…

半月が出ています。

半月の上に木星土星見ゆ

三豊干拓地 歳末風景

鳶・鷲・鶚

人家から離れて住む【鷲』又は海鳥【鶚】⋯三豊干拓地 人家からあまり離れず住むお馴染み留鳥【鳶】⋯人里近く

12月29日誕生日の花と花言葉歌句

12月29日 本日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)カトレアの優雅そのままあなたです 雅舟 【花】カトレア(ラン科) 【花言葉】優雅な人【短歌】羽衣を纏う天女のおもかげにカトレアの花守られて咲く 鳥海昭子 温室で守られて、…

冬の朝顔

寒風の吹き来ぬ日溜り 人知れず咲く朝顔はあなたと思ふ

歳末の野に残花ありて

ゆくりなく紫陽花色の君に遇ふ 幾変化してまた後の世に

歳末のヒマワリ

死んだはずの夏子に遭ひてうろたへり 雅舟

宗鑑・良寛・雪舟・武蔵・芭蕉の筆跡

道真を「天神」として祀る信仰を「天神信仰」と呼ぶ。著名な人の筆跡を併記する。 「南無天満大自在天神」と書いて掲げて後世幾久しく天神崇拝は尽きることがない。

宗鑑の遺墨「道真の漢詩」

菅原道真の七言律詩「不出門」より 都府楼纔看瓦色 都府楼はわずかに瓦の色を看観音寺只聴鐘声 観音寺は只鐘の声を聴く

12月28日誕生日の花と花言葉歌句

12月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 人去りて蝋梅の香に立ち尽くす 雅舟 【花】 ロウバイ(ロウバイ科) 【花言葉】 慈愛心 思いやり【短歌】 ロウバイの甘く香れる玄関に御用納めの夕べ靴ぬぐ 鳥海昭子 ロウバイにはウ…

雅歌仙12巻(令和4年)巻き終える。

俳諧連歌の始祖と言われる山崎宗鑑の終焉の地。讃岐の西の果て観音寺市には俳跡一夜庵があります。俳句も連句(連歌)も伝統を継承して、ほそぼそと俳諧精神を継承しようとしています。そのささやかな試みは仲間と歌仙を巻くこと、連句という共詠作品を作って…

穭田の稲は実れど見捨てられ

歳末にあわれかそけし 穭田の稲は実れど野に見捨てられ

餌付けをすると目の前まで

恐がらず目前に来るユリカモメこの習性はいつから得たりし

カラスウリ(辞世句)

娑婆になほ縁しのありて烏瓜 五黄(昭和35年Christmas聖夜) 辞世句として名吟

12月27日誕生日の花と花言葉歌句

12月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 難転を含む南天めでたけれ 雅舟 【花】ナンテン(メギ科) 【花言葉】福をなす よき家庭【短歌】化粧塩きりりと鯛はナンテンの葉にのせられて万事よろしき 鳥海昭子 赤い小さい実が…

つぶらな瞳と親しくして

あんたはんはだれも相手にしてくれんの?つぶらひとみのひとみちゃんが言う