2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
昭和50年頃毎年一冊発行していた随筆誌『国市』 高瀬高校職員有志(絵画同好会) 第1号~6号 拙作〔冒頭部分のみ〕
ハマボウフウ(浜防風)の花は春先のもので、今は咲いていない。
燧灘 対岸の広島安芸地方は 見通すほとんど見通すことができない。 香川県観音寺市
ぴかり、いきなり光った。大した明るさだった。音は何もしない。⋯ありとあらゆるものを将棋倒しに押し倒し、粉砕し、吹き飛ばしつつ、あ、あ、あっという間に、はや目の前の小山の上の林をなぎ倒し、⋯長崎の浦上あたりの上空に一点の白雲があらわれ、それが…
香川県三豊市四国霊場70番札所本山寺の五重塔と本堂(国宝) 観音寺市三架橋 有明町有明浜(2000m)海水浴場・日本の渚100選
苦しくても、さみしくても、悲しくても、その苦しさ、さみしさ、悲しさをごまかさず、そのまま真実に生きさせよ。(「真実」) イエズスは山上の垂訓でこう言った。「さいわいなるかな泣く人、彼らは慰めらるべければなり」ーー泣け!わが子。(「完全な幸福」)…
9月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)五指開き風になるとふ沢桔梗 雅舟 【花】サワギキョウ(キキョウ科) 【花言葉】高貴 【短歌】不注意の沼というありサワギキョウ誰にも知られず咲きいたりけり 鳥海昭子 「ふのがり」…
けふ見た赤い実、トマトとリンゴ、見ているだけで、立ち去るだけの旅人の我
石見(島根県)の柿本人麻呂神社で矢富巌夫氏に教えられる。ここ我が郷土にもあった。
逃げるのが精いっぱいでありました【命からがら】薄氷踏んで 無鉄砲【命知らず】のかの男阿波峡谷に吊り橋架ける 【命乞い】お百度参りの石遺る五十に満たず古人は逝きし 誰やらの【命くれなゐ】に染められて燃える命に殉じて下さい 【命長ければ辱多し】な…
旅人と我名よばれむ初しぐれ 芭蕉「笈の小文」に旅立ちの句碑 ~我が剣持屋敷に 隣人は芭蕉無視する里に棲む 雅舟
わが村の英霊は遺族途絶えずに常に墓前を供花絶やさざる 雅澄
9月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)月下美人もう一度だけ会いたいな 雅舟 【花】ゲッカビジン【花言葉】ただ一度だけ会いたくて【短歌】いまか咲く今か動くと待つ声に月下美人は囲まれて咲く 鳥海昭子 夜に咲いて、数…
9月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)月下美人もう一度だけ会いたいな 雅舟 【花】ゲッカビジン【花言葉】ただ一度だけ会いたくて【短歌】いまか咲く今か動くと待つ声に月下美人は囲まれて咲く 鳥海昭子 夜に咲いて、数…
幻のあなたと逢ひて秋の暮れ 雅舟
誰一人知らない河原撫子の二三輪咲く万葉の小径
さもざまな個性あふれて【十人十色】〔百人百態〕〔各人各様〕 入念に一筋の川十日かけ【十日一水】力作描く 同じこと辛抱強く繰り返し【十年一日】過ぎ来し成果は 【十風五雨】順調な気候は十日目に風五日目に雨 世の変化十年刻みか感慨深い【十年一昔】年…
【老驥伏櫪】と横たわっていても大志を捨てず いつだれが【老少不定】逝ったとて仕方がないわすべて運命 【老若貴賤】関わりもなく忍び寄り押し寄せてくる無常の波は 経験を積んで知能も熟達し【老成円熟】この上ない人 経験を積んでその上慎重な【老成持重…
人知れず山田の川の川尻に白鷺の群静謐の中
突き抜けて天上の紺曼殊沙華 誓子 孤立無縁か世俗超越 雅舟
9月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)萩の家ここには女居りません 雅舟 【花】ハギ(マメ科) 【花言葉】思い 清楚【短歌】咲き初めしハギ叢を縫うしじみ蝶ひとつふたつのもの想いあり 鳥海昭子 秋の七草の代表格で、『万…
人それぞれ【貧者有徳者苦者楽者】力合わせて仲良く生きる 金満家長者の万灯それよりも【貧者の一灯】心がこもる 【貧賤も移す能わず】道義ある人の節操極めて堅い 【貧にして楽しむ】ことの大切さ【家貧しくて孝子現る】 「糟糠の妻はより堂より下さず」と…
9月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)静穏に たくましく生き 弁慶草 雅舟 【花】 ベンケイソウ(ベンケイソウ科) 【花言葉】 静穏 信じて従う【短歌】 穏やかに静かにものを想う日のベンケイソウは陽の陰に置く 鳥海昭子…
いくら何でも【災難】除けのお守りを三つ下げても免れられず 神に祈って【厄難】遁れようとして焦ればかえって纏われるもの 【御難】でしたねと慰めてくれればいいのに見て見ぬふりをされると辛い あまりにも【艱難】辛苦続く人それでも黙々堪えられるかな …
花の命は短くて
9月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 男郎花 野性の味と臭ひあり 雅舟 【花】 オトコエシ(オミナエシ科) 【花言葉】野性味【短歌】山の家の人訪ねゆく車窓よりオトコエシ雪のように咲く見ゆ 鳥海昭子 黄色のオミナエシ…
【百千鳥】来れど来まさぬ君と詠みし万葉の歌その後の歌 【涅槃会】は釈迦入寂の二月十五日願いの如く西行も逝く 【五月雨】の【五月闇】とも【木下闇】とも詠まれては情感籠る 【女郎花】【男郎花】とも並べられ手弱女ぶりに勝てぬ男の子は 【十六夜】はた…
東の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ 柿本人麻呂 『万葉集』 「安騎の野」を詠んだ長歌と反歌4首の中の1首。時間と天体の運行を舞台に描く壮大なスケールの作品