2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
多胡碑 所在地:高崎市吉井町池1095 史跡:大正10(1921)年3月3日 指定特別史跡:昭和29(1954)年3月20日 多胡碑は、奈良時代初めの和銅[わどう]4(711)年に上野国の14番目の郡として、多胡郡が建郡されたことを記念して建てられた石碑です。 建郡に際…
鳥として人は虚空にあり得ねば柵に絡む藻屑の如し 来たるべき人厳冬に備えねば地球人類滅びねばならぬ 師走の空はやその気配のぞかせて厳しい試練の風はらむ雲
身体には傷つくけれど心には傷つかないという図太さよ おセンチになることはない多寡が人生生きおおせらるものにもなくて 季節は秋Sentimental心象のこぼれて熱き人想う 一言でShock死するほど打ちのめさる男女の儚き脆さ 捨てる神あれば拾う神必ずあるこの…
『論語』に曰く「朋有り遠方より来たる亦楽しからずや」と 旧交を温め合うならそれもよし不思議な縁し同窓生は ただ単に昔懐かしむためにのみあっていいのか同窓会は 親しくもなかった同窓生もありあれこれのこと話し合わすも お互いに同病相慰め合う同窓会…
脅しても逃げぬ哥鳥明日師走 雅舟 【八哥鳥】ハッカチョウ 日本では江戸時代から輸入された外来種。 観察された地域は、東京,神奈川,大阪,兵庫,福島,栃木,愛知,大阪,京都,和歌山,香川,鹿児島。 熟れ過ぎたOliveに雨滴らす 雅舟 待てど来ぬ百日草…
11月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花酢奨草あなたを決して忘れない 雅舟 【花】ハナカタバミ(カタバミ科) 【花言葉】決してあなたを忘れない【短歌】明日のため今日の願いがありましてハナカタバミの葉のやすむ宵 …
讃岐野の三豊干拓地から見た阪大微研 手前の河は二級河川の柞田川(観音寺市)
冬蒲公英(ふゆたんぽぽ) 三冬 冬、まだ寒いのに咲いているタンポポ。 冬には地面につくように葉を広げ、茎を伸ばさずに地面近くで黄色い花を咲かせている姿が多い。 晩秋頃まで咲いているものは「帰り花」として詠むが、年が明けてからは「冬蒲公英」にな…
赤のまま命のままに枯れ果てよ 中西藻城(令和の発案者中西進先生の父君)の辞世句 蓼食う虫も好き好きと言われる【蓼】「赤のまま」は犬蓼のこと 俳句では、「犬蓼の花」「赤のまま」「赤まんま」などが秋の季語である。 属名の Persicaria は「persica(モモ…
枸杞の実の人知れずこそ灯しをり 富安風生 茨の実を食うて遊ぶ子哀れなり 村上鬼城 裂き割りて紅深き海桐(トベラ)の実 鈴木鵬子 栴檀の実に風聞くや石だたみ 芥川龍之介
命なりわづかの笠の下涼み 芭蕉(俳諧江戸広小路) 延宝4年夏 33歳の芭蕉二度目の帰郷の折、西行ゆかりの小夜の中山にて詠まれた句。「非望のきはみ 非望のいのち」は森川義信畢生の名詩「勾配」の初句。 日の出ない朝はないとは知りながら今日は旭日を拝め…
11月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花よりも黄葉美し公孫樹 雅舟 【花】 イチョウ(イチョウ科) 【花言葉】 長寿【短歌】 早暁の月とイチョウの競いあう黄色かがやく輝くきいろ 鳥海昭子 養護施設の早朝勤務の日、夜…
共通語(標準語)東京アクセントのできない地方(四国・讃岐)アクセント 例えば、ハシの発音に自信がない。東京の人に端・箸・橋を発音したくない。 「端の方を持ってくれ」は同じかと思うが、「箸を持つ」「橋を渡る」は反対だ。 「橋を持つ」「箸を渡る」のよ…
どうひっくり返しても賞味期限切れの人とは呼ばれたくない 昔からどう見ても人間性に欠ける人ありて悲しや縁なき衆生 感情を逆なでする人 居るのは居る 普段は黙殺しているけれど 言わないで意識しないで八十年生きて来たけど今ふともらす 励ますを心得てな…
17羽三豊干拓地で見つける。中国南部・Vietnam辺から飛来したものか。東部に冠。
赤い鳥小鳥、なぜなぜ赤い、赤い食べたべた 青い鳥小鳥、なぜなぜ青い、青い実を食べた 黒い鳥小鳥、なぜなぜ黒い、黑い実を食べた ハッカチョウ(漢字名、八哥鳥) 稀な冬鳥むまたは旅鳥) 17羽 三豊干拓付近の電線
「何よりも命を大事にしてください」終始一貫訴えしこと 「合理化はゆとり・遊びを消す」ことになって失うものが生まれる 「正義の戦争」などと言っても「人殺し」子どもにそんなこと教えるのか 「悪い子は一人もいない」レッテルを貼ってしまう大人はまずし…
11月28日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 旅行けば吉祥草に祝はるる 雅舟 【花】キチジョウソウ(ユリ科) 【花言葉】祝福 【短歌】 草深く花はかくれて咲きいたりキチジョウソウの薄いむらさき まわりの草花に埋もれるように咲…
二級河川河口に行けば白鷺とたまに蒼鷺どこかに見当たる 冬鳥の鴨渡り来て池川に浮かんでいてもその名分からず 百合鷗冬渡り来てパン屑で餌付けはすれど海猫はかなわず 川いくら見ても川鵜海鵜を見分けえず羽広げるを見せてくれたり 深田には鳶の群棲み晴れ…
アメリカ楓(ふう)とも呼ばれるモミジバフウ 赤くきれいなモミジは皆散ってしまった。
時代が変わり、絶滅寸前の季語がたくさんある。その中の一つ「早苗饗(さなえぶり)」に関して一言述べておきたい。時代遅れ、季節外れのこんな古くさい季語を取り上げるのもどうかと思うが、急に思い立っての一文である。 苗代で早苗をし立て、手植えで田植え…
戦々恐々 破顔一笑 清廉潔白 高邁自主
11月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 黒潮や変わらぬ愛のアゼトウナ 雅舟 【花】 アゼトウナ(キク科) 【花言葉】 変わらぬ愛【短歌】アゼトウナ黄色輝くひとひらをいつくしむ二人ともに老いつつ 海岸の岩場に沿った小…
「川の流れのように」おだやかにこの身をまかせていたい 好きよあなた「追いかけて追いかけて」恋しくて雪国 よし行くぞう 少女Å「じれったいじれったい」どこにでもいるのだけれど 俺たちは愛を捨てたよ「涙をふいて涙をふいて」人生の応援歌 北の酒場通り…
雅語 雅樂 風流な趣 平安の時代にありし芸術文化 本名とは別につける仮名にして雅名 雅号 私は雅舟 上品で風流な味わい 雅趣ありて世俗を超えた芸域をもつ 上品で洗練されている趣の筆致雅馴と言えばこと足る 上品ぶらず下品に偏らず雅俗折衷体 両者綯い交ぜ…
これまでなかなか撮れなかった雀。いい形、模様で撮れたと思う。 スズメは、スズメ目・スズメ科・スズメ属に分類される野鳥。「人間の住むところにスズメあり」と言えるほど小笠原の離島を除いた日本の各地に広く分布、ほとんどが留鳥、或いは漂鳥になる。 …
芭蕉の真蹟奥の細道「早苗取る」の一句刻める「早苗塚」 日本の「最初の俳句」刻まれる一夜庵前ひっそりと建つ ビルマにて戦没詩人森川義信生家前に建つ「勾配」の詩碑 永遠の今生ききって大平さん「親友からの挽歌」刻まる 南溟に海上特攻暁部隊「留魂像」…
滅びゆくもの美しく人もまた去り逝く命輝かさなむ この世には何を遺すか今のうち歌の一つも詠んでおきたし