2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

立待月

今宵の月 立待月は 右上が少し扁平 窪みがほのか 10月31日 22時

黄菊白菊其外の名はなくも哉(がな) 

黄菊白菊其外の名はなくも哉(がな) 服部嵐雪

諦める・諦めない(10首歌)

諦めない根性大事に指導することに反対する人あらじ いつまでもこだわらないでTimingよく諦めるを大切と言わない 肉親の突然の死に見舞われて諦めきれないこれも真実 最後まで互いに全力尽くすべし諦めるなど論外にして 諦める時間の長短差がありてくよくよ…

今夕、砂浜で

砂蟹よ飛蝗よ我に撮られたり けふの姿をとわに残さむ 讃岐西端 豊浜 和田浜~箕浦

 浜防風  牧野富太郎

もし海辺へ行く人あらば、浜防風を採らるるがいい。これは相州房州などの海辺などには砂地にたくさん生えている。この若い葉を刺身のつまなどにする。紫色を帯びてすこぶる美味しい。八百屋にあるから八百屋防風の名がある。春の砂地を分けて葉柄やらを採っ…

万葉の朝貌は桔梗の花〔牧野富太郎説〕

『万葉集』山上憶良の歌「萩の花 尾花葛花撫子が花女郎花また藤袴朝顔が花」と詠まれている。 寛平四年(892)僧昌住の著した『新撰辞鏡』に「桔梗、二八月採根曝干、阿佐加保、又云岡止々支」とある。すなわちこれが岡トトキの名を伴った桔梗をアサガオだとす…

牧野富太郎と鹿持雅澄

✿ 葵は冬葵ではなく普通のアオイそのもの 私は進んでわが郷国の歌学者で『万葉集古義』の著者である鹿持雅澄先生の蜀葵説に左袒し、かつその所説を支持することを辞さない。それは確信をもつ私の従来からの見解と一致するからである。(中略)アオイは元来葵、…

10月31日誕生日の花と花言葉歌句

10月31日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 目立たねど親しみやすい花オケラ 雅舟 【花】朮 ・オケラ(キク科) 【花言葉】親しみやすい【短歌】愛らしく小さく白い花をつけオケラは高く茎伸ばしたり 鳥海昭子 古くから食用、薬用に親…

十六夜の月

古語「いさよふ」=ためらう 十六夜の月=ためらってから出てくる月 もののふの八十宇治川の網代木に「いさよふ」波の行方知らずも『萬葉集』柿本人麻呂

【爽】やかな【秋】

秋爽の地におりたちし身のひとつ 飯田蛇笏 大気が澄み爽快な秋【秋爽】 そのひとつは菊花か

野菊の如き君なりき

一目見て野菊の君と決めている 佐藤風人

芭蕉と合歓の花

象潟や雨に西施が合歓の花 芭蕉 「奥の細道」の旅中吟

10月30日誕生日の花と花言葉歌句

10月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 匂い立つ魅力に会えば病癒えむ 雅舟 【花】ナギナタコウジュ(シソ科) 【花言葉】匂い立つ魅力【短歌】 ナギナタの術を学びし少女期はナギナタコウジュ知らずに過ぎき 花の様子がナ…

西行と宗鑑との比較・類似点

①生誕 西行⋯元永元年(1118)同年平清盛生。宗鑑⋯寛正6年(1465)同年足利義尚生誕。 ②在俗 西行⋯徳大寺家の随身、鳥羽院の北面の武士 宗鑑⋯足利義尚の侍童 ③出家 西行⋯23歳、保延6年(1140) 宗鑑⋯25歳、延徳元年(1491)義尚病没直後 ④来讃 西行⋯仁安3年(1168)旅中…

虎河豚

今夜二連勝優勝街道驀進す虎河豚名将天下一品

オリーブの実は何色?

オリーブの

ムクドリ大群、夕べの集い

どちらが本当?10 例

オオトカゲ島で出没 逃げたのか 逃がしたのか それを聞きたい 大方の乱痴気騒ぎ男たち Alcoholを飲んだのか 飲まれたのか それを知りたい 脳死は死か そうでないのか 臓器移植に都合がいいだけで決めていいの スズメバチ今夏の蔓延 恐いのは虫の方なのか そ…

地域住民の防災訓練

AEDは心停止の人を救命する医療機器. AEDは「Automated External Defibrillator」の略語で、日本語では「自動体外式除細動器」と呼ばれる「高度管理医療機器」

本日未明の部分月食

10月29日誕生日の花と花言葉歌句

10月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 明朗が赤い実に成る梅もどき 雅舟 【花】ウメモドキ 【花言葉】明朗【短歌】つぶらなる赤き実の照るウメモドキさわやかにして神無月ゆく ウメモドキのかわいらしい赤い実が秋の日…

歌集『紺青』より10首

みんなみの紺青の海白波の騒ぐ渚に果てたるや君 紺青の海への挽歌に蘇生して羽ばたけ君よ若き日のまま 紺青に染むがごとくに漂へり白鳥は身を神にゆだねて 松風を琴弾く音と聞きなして瀨戸紺青の風に吹かるる 紺青は誰に語らむ由もなし寂しき時は渚を彷徨ふ …

柞田川河口に渡り鳥のカモ大群数百羽来たる

どこから来てどこへ行くのか渡り鳥我近寄れば一斉に飛び去りし あなたに問う「群れから離れても独りで生きていけますか?」

あの世で待ってくれている十人

侵略と知らずに渡満客死せし父は四十四歳親子逆転 三人の子供を一人で育て上げ戦争未亡人笑顔なる母 年子にして双子の如き次姉温美突如逝きたり挨拶もなく 妻子なく我が子の如く写真撮り南の海に没したる叔父 連翹の花教えてくれし小豆島同僚心優しき教師 団…

10月28日誕生日の花と花言葉歌句

10月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) センブリや南沙織の溌剌美 雅舟 【花】センブリ 【花言葉】 はつらつとした美しさ【短歌】センブリの小さい束が軒下に吊されいたり山里の家 日本では古くからセンブリを薬にするた…

今宵は十三夜

『十三夜』は、樋口一葉の短編小説。1895年(明治28年)12月、『文芸倶楽部』閨秀小説号に発表された作品 。お関が想いを寄せていて、車夫になっていた録之助と遇って別れる末尾は次のように印象深い。⋯左様ならばと挨拶すれば録之助は紙づつみを頂いて、お辞…

「沈」の歌10首

日本の研究論文「沈下」する傾向問われる国会にても 「沈澱」して固まる成果期待薄い それ乗り越える熾烈さほしい 難破船「沈没」軍艦「撃沈」の海底にまだ引き揚げられず 「沈黙」は黄金なれど肝心の時には困るだんまり作戦 「沈丁花」「沈香」などの色香に…

雷・夕立の俳句 (10句)

遠雷やいと安らかにある病婦 正岡子規 雷や猫かへり来る草の宿 村上鬼城 神鳴に瀨戸の渦潮応へけり 野村喜舟 遠雷や睡ればいまだいとけなし 中村汀女 白日のいかづち近くなりにけり 川端茅舎 蓬生に土けぶり立つ夕立かな 芝不器男 夕立のしらしらはれて刃物…

河豚の碧い眼

河豚の目の ルビーの如き碧き眼に 睨まれたれば たじたじとなる

地元観音寺中学生の琴弾学習

【地元中学生の総合学習の一環としての地元文化遺産の学習】 予定 12月1日 琴弾公園には、琴弾山に琴弾八幡宮があり、山麓に観音寺・神恵院がある。並びの山には興昌寺、その境内に一夜庵がある。 四国88ヵ所の内、68番神恵院・69番観音寺が境内を同じくして…