黛まどか恋句

☆逢へぬ日を重ねて古都の月あかし ☆紅葉明りに見せ合ひて恋みくじ ☆ひぐらしに止めて帰るといふ人を ☆会ひたくて逢いたくてふむ薄氷 ☆虫の夜の寄り添ふものに手暗がり

後継者家系(10首歌)

伝統を守り通した工芸を自分の代で滅ぼすまじく 農家には後継者不足遊ばせる田に草生い茂るあそこもここも 病棟を建て増ししたるに医師を継ぐはずの男の子は姿隠しぬ 夫婦して精米所営みその家も閉じて半世紀開かずの仕事場 木が茂る森のごとくに樹が繁る跡…

朝まだき

朝まだき 秋の気配の一段と 天にも地にも 草にも木にも

10月2日誕生日の花と花言葉歌句

10月2日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 初恋の香には濃過ぎか金木犀 雅舟 【花】キンモクセイ 【花言葉】謙遜 初恋【短歌】父に似る人のうしろを従いてゆくキンモクセイのにおう角まで 鳥海昭子 亡き父に似た面影の人を見…

宗鑑の発句には本歌あり

貸し夜着の袖をや霜に橋姫御 宗鑑 俳祖山崎宗鑑は一夜庵(観音寺市興昌寺境内)が終焉の地 庵の前に宗鑑の直筆短冊(興昌寺蔵)の俳句を刻んだ句碑がある。 かし夜ぎの袖をや霜にはし姫御 宗鑑 この句の本歌は『新古今和歌集』の「橋上ノ霜といふことをよみ侍り…

七宝山を遠景に置けば絵になる風景

333㍍の頂上には稲積神社本宮「天空の鳥居」と称せられ観光ブームになっている。 二級河川財田川、染川橋の架かるこの辺では、川の名前も「染川」昔はこの川の水で布を染めていたらしい。遠景には空海の名付けたと伝えられる観音寺、山号七宝山。

母子バドミントン

休日とはいえ、人少なき公園の松原で母子バド、静かな心安らぐひと時 ⒑/1

芭蕉「旅~」の8句

芭蕉の発句は985句。「旅~」から始まる句は次の8句である。それに付句を添えてみた拙作をここに掲げる。 (楽しむ芭蕉全発句シリーズ1『芭蕉との対話』2018年) 旅人と我が名呼ばれむ初しぐれ 我が剣持屋敷の芭蕉句碑 父子で御影石に彫り込んだ手製のもの 堂…

朝日 朝顔 朝鳥 朝風 朝光

いつもよりこころひかれるものありて けさのしあわせこのささやかさ

10月1日誕生日の花と花言葉歌句

10月1日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)野の風に身を任せ生き松虫草 雅舟 【花】マツムシソウ(マツムシソウ科) 【花言葉】風情 健気【短歌】むらさきのマツムシソウは高原の靄に滲んで朝を待ちいる 秋の高原に美しくかれ…

佐藤春夫の詩「海の若者」

海の若者 佐藤春夫 若者は海で生まれた。 風を孕んだ帆の乳房で育った。 すばらしく巨くなった。 或る日 海へ出て 彼は もう 帰らない。 もしかするとあのどっしりした足どりで 海へ大股に歩み込んだのだ。 とり残された者どもは泣いて小さな墓をたてた。

日光の反射する瀬戸の白波

雲一つなき青天の下にして幻惑されそうな波の反射よ 西讃岐豊浜姫浜一の宮私を育んだふるさとの渚 塵芥汚れし浜辺なきにしもあらずされど姫浜清々しくて

ウミウ(海鵜)機嫌よし

今日は一日快晴にしてウミウは羽根を広げて喜びを現すのでした。(柞田川尻)

瀬戸内海、真っ只中で釣りをする

秋の航一大紺円盤の中 中村草田男

君に贈る【侘美 寂美 茄美】

(洒落句) 君に贈る侘美(わび)寂美(さび)茄美(なすび)九月尽(じん) 雅人

一日中快晴九月尽

雲一つなき九月尽何事か 女+喜=嬉しき快晴日がな一日明け暮す底抜けの九月尽

颯爽と歩く

颯爽と河畔を歩く曼殊沙華 雅舟

9月30日誕生日の花と花言葉歌句

9月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)五指開き風になるとふ沢桔梗 雅舟 【花】サワギキョウ(キキョウ科) 【花言葉】高貴 【短歌】不注意の沼というありサワギキョウ誰にも知られず咲きいたりけり 「ふのがり」とは山形…

年年歳歳花相似たり歳歳年年人同じからず

西讃文学碑100基

【観音寺市文学碑50基】 ①豊浜町文学碑 1 大平正芳墓碑・伊東正義の悼詩(豊浜墓地公園) 2 大平正芳辞世碑(豊浜八幡神社) 3 合田俊二歌碑(豊浜墓地公園) 4 高木樹史句碑(豊浜墓地公園) 5 大野硝子墓誌銘中(豊浜墓地公園) 6 石川翠山歌碑(豊浜墓…

9月29日誕生日の花と花言葉歌句

9月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)月下美人もう一度だけ会いたいな 雅舟 【花】ゲッカビジン【花言葉】ただ一度だけ会いたくて【短歌】いまか咲く今か動くと待つ声に月下美人は囲まれて咲く 鳥海昭子 夜に咲いて、数…

佐藤一斎の訓え

佐藤一斎 (1772年~1859年) ☆少にして学べば 壮にして為すことあり 壮にして学べば 老いて衰へず 老にして学べば 死しても朽ちず ☆春風を以て人に接し 秋霜を以て自ら慎む

北原白秋「和み」

和(なご)み 北原白秋 にぎみたま そは童(わらわべ) 香に和む 影の、茨や。 日の文(あや)よ、 そよかぜよ、ただ。 なづさはず、 行きも過がはず。 かげろふよ、 さざなみよ、ただ。 水の紋、 幼な息づき。 にほふのみ、 ゆらぐのよ、ただ。 無為よ、ああ、 白…

昼と夜(10首歌)

夏の季語ナイターなども千秋楽近し混沌セ界の三位 昼夜兼行全日運転する稼業工場生産休む時なく 夜勤日勤交代制を取り入れるそれも健康的かあやしい 蛍は恋の相手を探しやすい光の明滅ファンタジックに 不釣り合いなほど大きな目フクロウ夜天敵少ないためか …

未来を見据える心眼

現実の甘きところを見据えては未来へ遠くはばたく勇気

剣持文庫

★「剣持文庫」古義庵 所在地・観音寺市柞田町 剣持雅澄『剣持文庫』 香川県(西讃)にあって文学中心(周辺を含む)の文献を収集、その研究・調査、創作・評論に関する著作物蔵書〔寄贈された主な文庫〕 ①山田隆幸文庫 満洲シベリア抑留関係 約200冊 ②神田九十九…

〔斎〕〔辺〕の異体字

異体字 代表的異体字例 ① 齊( 繁体字, 旧字体 ) 齐 ( 簡体字 ) 斎、斉、齋、齊、齊、済、齋、齊、斎、斎、薺、濟、斎、斉、薺、齎ほか 85種類 ② 辺 (常用漢字) 邊(旧字体、繁体字(康煕字典における正字), 边(簡体字), 邉(俗字)、𨘢(古体、説文解…

里の秋

静かな 静かな 里の秋 お背戸に 木の実の 落ちる夜は ああ母さんと ただ二人 栗の実 煮てます いろりばた

9月27日誕生日の花と花言葉歌句

9月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)萩の家ここには女居りません 雅舟 【花】ハギ(マメ科) 【花言葉】思い 清楚【短歌】咲き初めしハギ叢を縫うしじみ蝶ひとつふたつのもの想いあり 鳥海昭子 秋の七草の代表格で、『万…