2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

愛想(10首歌)

如才なく振舞うのでもよしとせん心底などを邪推しないで すがりつくのを邪見にも振り捨てない博愛心と言うほどならず 動じないと言えばそれまで 無愛想・つっけんどんだとはっきり言おう 愛嬌を振りまくという行為 男はできない愛敬(あいぎょう)なら可 そっ…

夕暮れかもめ

海猫もかもめの仲間飛び立てば羽もスマートに夕日にはばたく 燧灘 香川 花稲海岸

晴後晴(10首歌)

予報では晴後曇の筈なのに一日晴れで怖い気がする 朝昼晩滾々と湧く清水のごとき人ならば人忘れようない 郷土では三豊聖人と言われしも誰も知らない晴後曇 棺蓋い初めて人の値打ち分る言い古された言葉残れり 雨続き晴続きばかりの人生なし悟ったように言っ…

粉ひき水車回ってます

棚田のソバ畑、花の時季は過ぎて、今は実が太りつつあります。水車臼で粉にします。 かつての水車復活、以来数年経ちます。今も水車は止まることなく回っています。ここは香川県観音寺市大野原町五郷の山里です。近くの方は是非一度お越しください。

五郷法泉寺のイロハ紅葉にうっとり

まだ少し早けれどこの寺の紅葉はすでに彩り増して

これも朝顔?

エンジェルストランペット=木立朝鮮朝顔 どちらにしても長すぎて、垂れ下る㋧ では、琉球朝顔とは?

面白半分(10首歌)

ラインは要らん イランはテヘラン 手減ランはHappy歓声 ブログをグロブにしてパソコンの球場華やぐ京セラDome 省ちゃんでなく省三さんと呼んでほしい 親しみ深く言ったのに㋧ 孫自慢子供自慢の爺婆が歯なやぐところすり抜けてゆく 笑うのはㇵ行で笑うハヒフ…

10月31日誕生日の花と花言葉歌句

10月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 目立たねど親しみやすい花オケラ 雅舟 【花】朮 ・オケラ(キク科) 【花言葉】親しみやすい【短歌】愛らしく小さく白い花をつけオケラは高く茎伸ばしたり 鳥海昭子 古くから食用、…

一輪のハマナスの花をあなたに⋯⋯

知床旅情 知床の岬に はまなすの咲く頃 思い出しておくれ 俺たちのことを. 飲んで騒いで 丘にのぼれば. はるかクナシリに 白夜は明ける. ハマナス(浜茄子)の標準和名は ハマナシ(浜梨) 知床の岬のはまなすの咲く頃 ♪ と唄われた「ハマナス」を二十年前から我…

【予~】10首歌

【予言】するほど大袈裟のものならね【予感】するなり憲法改正 上映の【予告】天気の【予報あり】好転する【予知】可能となりぬ 【予定】Scheduleにはなくても社長の一存で〔決定〕となる 【予備】蓄えする〔余地〕なきに突発の事故に【予算】も帳消しとなる…

烏瓜、電線にまで這い上がる

地上に生えた烏瓜 その蔓(つる)は 電柱をよじ登り 電線に巻き付き ぶら下がるとは

護国神社史料館

菊花の契り 大和の国のSymbol 英霊は永遠に朽ちず

七五三、護国神社参拝 

香川県善通寺市 乃木神社〔乃木希助が第11師団長時代の記念〕に隣接する香川県護国神社に本日清掃奉仕に観音寺市遺族会がバスで行く。日曜でしたので、七五三の親子連れの姿が見られました。

【~中】10首歌

今令和はやらないのは近松のお初徳兵衛『曽根崎心中』 【心中】をお察しすればCorona禍の遺体にさえも触れられぬ不条理 勝敗の二者択一の予想さえ【的中】しない日本Series 【万緑叢中紅一点】黒い花びら黒百合子さんならちょと困る 【五里霧中】【夢中】に…

柿百個ひとりの空に吊しけり

柿百個ひとりの空に吊しけり 多胡恵美子 全国俳句大会最優秀作品

10月30日誕生日の花と花言葉歌句

10月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 匂い立つ魅力に会えば病癒えむ 雅舟 【花】ナギナタコウジュ(シソ科) 【花言葉】匂い立つ魅力【短歌】ナギナタの術を学びし少女期はナギナタコウジュ知らずに過ぎき 鳥海昭子 花の…

戦場の天使 ナイチンゲール

負傷兵に接する優しい態度はまるで天使のようだった。目を見張るほどの活躍ぶりに医師たちの信頼を得ることができ、負傷兵たちから「戦場の天使」と呼ばれていた。当時の陸軍はもちろん男社会であったため、野戦病院に着いたナイチンゲール一行はお嬢様たち…

【離】10首歌

微妙な差【離別】するには意思があり【別離】と言えば自然にそうなる 散り散りに【離散】してゆく成り行きにとめどもなくて定めに任す 【離婚】とは男女の別れ【離縁】とは養子縁組なども含まる 組織から抜け出る【離脱】【離反】とは関わり離れ背くことなり…

忘れられないアンデルセン

「さて、皆さん⋯その人の名はハンスクリスチャンアンデルセンであります」 今から七十年ほど前、中学校の弁論大会で好評を得た私の弁論最後の結びでした。今もその時の興奮を忘れてはいない。なぜにそれほどアンデルセンが腕白坊主たちの心を動かしたか、知…

歌を忘れたカナリヤ退院

生還して我が家の草木みな親し ほんのわずかな入院なれど

「十指」10首歌

梅桜薔薇に牡丹に好きな花「十指に余る」春夏秋冬 光源氏の愛した女「十指に余る」葵紫藤壺の宮 同僚の女性教師に恵まれて「十指に余る」人懐かしむ 千万の教え子今は忘却の彼方「十指に余る」子の名は言える 親友は「十指に足らぬ」それもなお先に逝かれて…

ホトトギス・ナンバンギセル(思ひ草)

説明もなくて分る人がほしい 万葉の花 万葉の鳥

【旅】10首歌

【旅(たび)】は訓【旅行(リョコウ)】音読み 過程目的多少違うか 【長旅】も【小さな旅】も余所へ行く【旅心】あれば【旅】と言う 【旅館】Hotel 旅籠(はたご)と言えば時代錯誤信州山奥今も遺るか 【旅行業者】Go to eat などと勧誘その時期過ぎたかまだか 【…

10月28日誕生日の花と花言葉歌句

10月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) センブリや南沙織の溌剌美 雅舟 【花】センブリ(リンドウ科) 【花言葉】 はつらつとした美しさ【短歌】センブリの小さい束が軒下に吊されいたり山里の家 鳥海昭子 日本では古くか…

【生~】10首歌

戦時中【生還】を期せず征った人特攻精神愚かと見るや 科学の世なりとて他者の怨みかう【生霊】に憑かれるもあり 【生得】の才能持って生まれたる天才はある鬼才かも知れず 生きるため【生業】【生計】それ故に節を屈して裏工作す 生々しい【生兵法】は怪我…

晴着と喪服

一生の装いの羽根鳥たちは着替えもせずに着の身着のまま

10月27日誕生日の花と花言葉歌句

10月27日 誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句) 人麻呂の沙弥島に咲く嫁菜かな 雅舟 【花】ヨメナ(キク科) 【花言葉】 隠れた美しさ【短歌】 朝冷えは来ていたるなり初花のヨメナのひとつなつかしく咲く その年初めて冷えこみを感じた…

ナスと親の言には仇花がない

幼少時 明治生まれの母親の つぶやいていた諺なつかし

瓢箪の手作り

志賀直哉『清兵衛と瓢箪』 大人の無理解に屈せず、飄々と才能を磨く少年。 清兵衛が熱中し大切にしている瓢箪の収集は、父親や先生など無理解な大人たちに禁じられる。 それでも挫けずに、次は、新しく絵を描く事に自分の夢と才能を発揮する。 すると父親が…