2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

野菊ではない野の菊見つけたり

野菊と思いきや 野菊ことノコンギクではないはず 名前を知らないものを愛せますか

『平家物語』四字熟語(10 首歌)

冒頭の【祇園精舎】の鐘の声【諸行無常】のひびきなりけり 続いての【修羅双樹】の花の色【盛者必衰】の道理表わす 人の身は【老少不定】の娑婆世界年の若さも頼むべからず 筆頭の【万徳円満】の世尊釈迦【十地究竟】の大士たち 【地蔵菩薩】【一切衆生】を…

師走干拓地吟行

『浮雲』四字熟語(10 首歌)

日本の近代文学【写実主義】二葉亭四迷の小説『浮雲』 文三に対して平気で非を数え「おれは」との【自負自賛】する 文三は別に妄念生み出して【極大苦悩】なめている頃 「フム学問学問と言われるけれど【立身出世】すれば学問」 「ナニ絶交してもらいたいと…

本日 11月30日 誕生日の花と花言葉歌句

11月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花酢奨草あなたを決して忘れない 雅舟 【花】ハナカタバミ(カタバミ科) 【花言葉】決してあなたを忘れない【短歌】明日のため今日の願いがありましてハナカタバミの葉のやすむ宵 …

コロナ報道【四字熟語】(10首歌)

〔令和初期〕〔突然変異〕コロナ禍に見舞われたりき〔地球規模〕 コロナ菌【感染拡大】急増す〈減少〉出てもすぐに消え去る 【感染対策】【感染予防】【感染不安】【感染確認】【新規感染】 いつだれに移されたのかたどるのは〔追跡調査〕【感染経路】 控え…

瀬戸内 夕波 心波

金色に輝く波に魅入りたり 自然の織り成す美術作品 ね ね

瀬戸内、夕波、金波、心波

金色に輝く波に魅入りたり 自然の織り成す美術作品 ね ね

落日十面相

瀬戸内に沈む夕日を刻々に撮ることできた今日の倖せ

『奥の細道』四字熟語(10 首歌)

その人の名は仏五左衛門【濁世塵土】に現れけむや 飾らない性格の人清貧で【剛毅朴訥】【正直偏固】 西の木と書く栗の木は杖にして【西方浄土】の旅の支えに 何ものにも捉われないで【羇旅辺土】【捨身無常】のこの世に生きる 和泉三郎五百年来その人は【勇…

11月29日誕生日の花と花言葉歌句

11月29日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 花よりも黄葉美し公孫樹 雅舟 【花】 イチョウ(イチョウ科) 【花言葉】 長寿【短歌】 早暁の月とイチョウの競いあう黄色かがやく輝くきいろ 鳥海昭子 養護施設の早朝勤務の日、夜…

来年【牛】四字熟語(10首歌) 

大量の蔵書【汗牛充棟】の積読だけでは少し淋しい 強国の秦に戦う時【鶏口牛後】どちらがいいかの提案なせり 昔より腹八分に医者要らず【牛飲馬食】暴飲暴食 不遇なる者かこつ歌【飲牛之歌】で登用されたる人あり 牛の鳴く声が聞こえる長閑なる【一牛鳴地】…

波荒き瀬戸の夕波

海猫や瀬戸の夕波冷ゆる風 雅舟

【空海密教】四字熟語(10 首歌)

空海の主著『秘密曼荼羅十住心論』 精神の発展段階を説く 【異生牴羊】心とは何か 迷う羊に類する凡夫(外道) 【愚童持斎】心とは何か 初めてモラルに目覚めるステージ 【嬰童無畏】心とは何か 善行による天生の願い 【唯蘊無我】心とは何か 五蘊実在自我は…

ひたすらな四字熟語(10 首歌)

ノンモラル夫以外の男でも恋し続ける【真実一路】 誰がいつ【一心同体】など言った私は海を抱きしめている 死ぬことが何故恐い往きて生きる【生死一如】の神仏信仰 ひたすらに【念仏三昧」門徒宗【他力本願】【極楽往生】 現世は【厭離穢土】なり穢れなき【…

11月28日誕生日の花と花言葉歌句

11月28日誕生日全国35万人の皆さんおめでとうござ います (拙句) 旅行けば吉祥草に祝はるる 雅舟 【花】 キチジョウソウ(ユリ科) 【花言葉】祝福【短歌】 草深く花はかくれて咲きいたりキチジョウソウの薄いむらさき 鳥海昭子 まわりの草花に埋もれる…

花も恥じらう薄化粧

Marguerite 花も恥じらう薄化粧

空海『三教指帰』四字熟語(10 首歌)

三教の儒教道教それ越える仏教最勝【三教指帰】 若き日は山岳信仰その後は沙門空海諡号【弘法大師】 空海真跡【聾͡瞽指帰】が大原典金剛峯寺に秘蔵されたり 物の心は一つならず【物情不一】鳥と魚は違う性質【飛沈異性】 顔形優れる【面容魁悟】とは世に言わ…

『法華経』四字熟語(10 首歌)

人々が悪徳邪見に捉われた【五濁悪世】救うが仏 法華経は【深心堅固】な人々によって説かれる大乗経典 【六波羅蜜】精進禅定智慧等の悟りに至る必要条件 【阿弥陀仏】西方極楽浄土に住むアミターバの漢字表音 【結跏趺坐】三千世界の諸仏たち両足組んで坐れ…

11月27日誕生日の花と花言葉歌句

11月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 黒潮や変わらぬ愛のアゼトウナ 雅舟 【花】アゼトウナ(キク科) 【花言葉】変わらぬ愛【短歌】アゼトウナ黄色輝くひとひらをいつくしむ二人ともに老いつつ 鳥海昭子 海岸の岩場に沿…

『阿弥陀経』四字熟語(10 首歌)

弟子阿難釈迦生前の聞き書きは【如是我聞】と前置きがあり 鳩摩羅什漢訳したる仏説の【阿弥陀経】なり三部経の一 欄楯に羅網に行樹そろいたり四方囲遶す【極楽国土】 青黄赤白光ありて微妙香潔かくのごとくに【功徳荘厳】 孔雀鸚鵡迦陵頻伽のもろもろの鳥た…

落日コロナ賛歌

瀬戸内の海の夕陽を見るために生きているなり飽きることなく 雅舟 出てこないと諦めたるに直前に現れてくる入日の不思議 雅舟 一瞬の落日 光芒コロナ環 放ちて人に何かを語る 雅舟 傍らに恋しき人はいなくても独り没落感傷に溺る 雅舟

【眉目秀麗】四字熟語(10 首歌)

【眉目秀麗】〔増久美人〕となり下がりひとそれぞれに生きる苦しさ 【明眸皓歯】口元の笑み見せられず目だけで心とらえねばならず 【紅口白牙】紅い唇白い歯はMASKで覆われただ『紅楼夢』 目もて食べ耳もて視るは【目食耳視】本来の意義忘れてしまい 目…

『礼記』四字熟語(10 首歌)

コロナ禍の令和の初め世の中の【冠婚葬祭】ひっそり閑と 突然の闖入者なる悪疫は【天下泰平】の世を震撼す 誰彼をかまわず【直情径行】の悪疾蔓延施す術なし 仇討ちでもしたいと思う病魔なり【不倶戴天】の病根退治 めくるめく【疾風迅雷】押し寄せて世界制…

サフランや印度の神は恋多き(ゆう子)

サフランや印度の神は恋多き 正木ゆう子 11月26日の誕生花

11月26日誕生日の花と花言葉歌句

11月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)誘惑のほんの手前の花サフラン 雅舟 【花】サフラン(アヤメ科) 【花言葉】愛への誘い【短歌】 開拓地の薬草サフラン摘むという勤労奉仕の一日ありき 鳥海昭子 香辛料として知られる…

天に聳える金比羅高灯篭

高々と天に聳える高灯篭天下に名だたる金比羅名物 27メートルの高さを誇る

芥川『俊寛』(10 首歌)

鬼界ヶ島餓鬼の形容地獄絵図【勧善懲悪】意図しているか 色欲や餓鬼畜生を総括す【三界六道】人は輪廻す 御仏は【衆生引導】能化して【光明無量】限りはあらず この島の女【南蛮北狄】の女のように凄まじい顔 目のあたり拝みまつれる御姿は【端厳微妙】たん…

11月25日誕生日の花と花言葉歌句

11月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) いろは坂いろは紅葉の日の光 雅舟 【花】 カエデ(イロハモミジ)(カエデ科) 【花言葉】遠慮【短歌】雨の日の社の庭に散り敷けるイロハモミジの紅を踏みゆく 鳥海昭子 日本で見ら…