2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
岸田総理が外務大臣のとき、参拝に来てくれた大平総理の墓(香川県観音寺市) 毎週土曜に供花しているが、炎暑の夏は直ぐに萎れて長く持たない。 私は毎日のように参拝しています。
子規の別号として「獺祭書屋主人」の「獺」とは、川獺のことである。これは『禮記』月令篇に見える「獺祭魚」なる一文を語源とする。かつて中国において、カワウソは捕らえた魚を並べてから食べる習性があり、その様はまるで人が祭祀を行い、天に供物を捧げ…
百日紅(サルスベリ)紅く燃え立つ八月は今年戦後77年の夏 昭和19年、ビルマで愛馬を戦死させた人もある三豊市笠田軍人墓地 故軍馬勝本号之墓 大東亜戦争ニ於テ昭和十九年九月ビルマニテ戦死ス
四国88ヵ所70番札所本山寺五重塔 死亡者/渡満者 300/1100 故国日本に還れずに、はるかな異国満洲に骨を埋める。
7月31日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)仙翁花転機となるべき人に会う 雅舟 【花】フシグロセンノウ(ナデシコ科) 【花言葉】転機 【短歌】うすぐらい林道は登り道にしてフシグロセンノウきっぱり赤し うす暗い林道をのぼ…
乙女子に囲まれてありし昔日の文学青年今恍惚の翁 雅人
① 軍艦長門で戦死【清水健二郎 】~人の住む星は転びつ~ 清水健二郎は、東京大学文学部仏文科在学中、海軍予備学生となり、海軍少尉に任官、横須賀に停泊中の軍艦長門の艦橋で爆死した。昭和二十年七月十八日、享年二十五歳だった。「運るもの星とは呼びて…
うるはしきあしたゆうべの風景を共有できないさだめかな
人は買占めするけれど鳥たち毎朝餌あさる
(小豆島、千鳥ヶ浜に咲く南国の花ハマボウ) 7月30日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)黄槿(ハマボウ)よあなたの胸に永久に咲け 雅舟 【花】ハマボウ(アオイ科) 【花言葉】楽しい思い出 【短歌】少しずつ重なりあって張…
秋の鳥だと思っていたのに早くもギャラメクの大群 ヒヨドリかムクドリか知らず大群に気圧されてしまう七月末日
戦時遺石「八紘一宇」 観音寺市大野原町下杉林 八紘一宇 (はっこういちう) 「世界を一つの家にする」を意味するスローガン。 第2次世界大戦中に日本の中国,東南アジアへの侵略を正当化するためのスローガンとして用いられた。 『日本書紀』のなかにみえる大…
「お早うございます」人をゆかしと思ひけり 布袋葵の咲き満つ池辺 雅舟 辞世
夕立後の空気は澄みてコロナ禍に人影ひとつ見えぬ清しさ 雅子
台風の時季をずらして今時の農家は【早稲】を作る所多し 【米】穫るに八十八度の仕事せし昔の苦労偲ぶこの頃 いつの間に【槍かたぎ】多き稲田となる白穂となりし昔を憶ふ 【穂ばらみ期】九月初めでありしかど最近は早稲今花盛り
我が美学に少し離れるものなれど今日の命の女神とみなす 雅人
7月28日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)馬面(づら)に似る駒草の嶺に咲く 雅舟 【花】 コマクサ(ケシ科) 【花言葉】 高嶺の花 【短歌】峰近く駒草は咲きいたりけり小さな風に素直にゆれて 鳥海昭子 高山植物の代表と言…
英霊の英が嫌いと言う人ありだから英霊に背を向ける人 戦死者の霊魂の敬称英霊はそんなに今の世抵抗あるか 犬死か英霊かなどと卒論に取り上げし者今の世に居る それならば人祀り上げ英雄と言うのも嫌いなのかも知れぬ 英雄英子今時そんな名の子いない日出穂…
自分のこと後回しにして他人のため尽くせし人のここに眠れる 宗教にのめるこむのにあらずして他者への献金見事なるかな 売名のさもしい心にあらずして世の困惑に献身行為 献血をしたぞと自慢するでなく何十回もした人がいる 名を告げず人を助けて立ち去りし…
清々しい風景に心惹かれたり阪大微研早朝出勤
今朝の太陽 これまで見たどの旭日よりも 美しい〇〇〇
7月27日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 無邪気より可憐がいいな松葉牡丹 雅舟 【花】マツバボタン(スベリヒユ科) 【花言葉】無邪気 可憐 【短歌】陽に焦げる土を這いつつ赤黄白マツバボタンは無邪気に咲くよ 鳥海昭子 …
ビルマの山中 フィリピンの沖 シベリア抑留 そんな死に方を望んだはずがない 結婚もせず 子もなく 異国の地に むざむざとなぜに 死なねばならなかったか 戦後77年、100年経てども 若者は還らず 唯墓碑だけは立ち続け若者の生きた 証しはこの墓碑だけか 誰が…
戦後77年、戦争の記録・記憶の伝承 郷土の歴史遺産として永久保存→戦没者の生きた証を 未来 に遺す貴重な歴史・文化遺産を
毎日、電動自転車で三豊平野を走り回っている。北は荘内大浜まで、南は和田箕浦まで。軍人墓地だけでなく、一般墓地の中の戦死墓を訪ねて碑文を確かめる。大方は町村誌に記されている戦没者名簿で確かめる。記されていない町村は困るが、仕方ない。自分で見…
戦後77年、夏 ~戦争と平和について考える~ ① 戦争の【語り部】と【聞き書き】 少しでも体験のある者はい今のうちに語っておく【語り部】となる。 次代を背負うものは今のうちに聞いて書く【聞き書き】 ※ここ3年が勝負どころ、行動に移すことが肝心 ② 戦跡…
1941年12月8日に行われた真珠湾攻撃の宣戦布告の後、当時の日本政府は閣議決定でこの戦争を「大東亜戦争」と命名。それ以後日本では、ポツダム宣言を受け入れて無条件降伏するまでの戦争を「大東亜戦争」と呼び続けていた。植民地解放の大義名分の下、侵略の…
7月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)君は来ず千の向日葵揺れていて 雅舟 【花】ヒマワリ(キク科)【花言葉】あなたはすばらしい 崇拝 【短歌】大輪のヒマワリ仰ぎ先生と私と立って写っています 鳥海昭子 先生が育てた…