2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
笛吹けども踊らずなどと不満持たず後は野となれ山となれとよ 今更にじたばたしても始まらない人事を尽して天命を待つ 運を天に任せて煩わず天賦を待てば棚から牡丹餅 捨てる神あれば拾う神ある寝せる神あれば起こす神あり 目の前の浮沈にこだわること勿れ万…
昭和58年頃小学校高学年学童 農村少年俳句
只今、稲畑汀子さん九十歳で逝く訃報に接しました。 『ホトトギス』小学生の部で特にお世話になりました。 ご冥福をお祈りいたします。 『ホトトギス』小学生の部入選句 柞田少学校5年 佳舟 秋とかげ体に似あわぬ大きな手 手ぶくろもにげ出しそうな寒さかな …
【令和】初期何があったか後世はどんな時代と伝えられるか 元号の候補に昔【令和】あり消えてなくなり今頃復活 【令=うるわしき】【和=大和の国】と読み説くも自由 聞こえよき【令嬢】【令息】【令夫人】麗しい意の令と説かれし よい評判すぐれた誉れ【令…
わが宿の八重の紅梅咲きにけり知るも知らぬもなべて訪はなん 源実朝 くれなゐの梅のふふめる下かげにわれの一世の老に入るなり 斎藤茂吉 紅梅の今年も咲きて生まれざりしわが娘子と逢ひたるごとし 川浪磐根 伴へる真乙女の頬映ゆるばかりくれなゐの梅燃えさ…
何事もなく年月が過ぎてゆく【平凡】に生きることの幸せ 才能もなく【凡俗】に生きていてある時翻然と悟ることありや 『非凡なる凡人』という含みある国木田独歩の短編がある 面前で【凡作】という捨て台詞もらされた人の発奮ありや 煩悩にとらわれ迷う衆生…
2月28日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句)身の潔白より無意識にただ無邪気 雅舟 【花】フリージア(アヤメ科) 【花言葉】無邪気 潔白 【短歌】真黄色のフリージア抱え帰宅せし少年の如きありし日の夫 夫が黄色な花束を抱えて帰…
瀬戸内の渚快走二月尽 雅舟 わが命春光に向かいどこまでも 雅舟
野に出でて鈴振るばかり偽遍路 沢木欣一 一山二霊場(観音寺69番・神恵院68番) 香川県観音寺市(市名の由来寺)
【残念】は心残りで忘れられず後々までも悔しく無念 【無念】とは無我無想の意で使うこともあり残念ではない 【失念】は忘却にして忘れ去る思い出せない記憶喪失 【断念】は思い切って諦めて執着心を後に残さない 【記念】はかたみMemoryとして残しておく【…
古今東西人類たちの愚かさよ争い戦い殺すに生きて 我が生を貪るために他者の生貪ることを国是とするか 【侵攻】で一致していた最近の紛争 やっと【侵略】と使い始める かつて日本海外【進出】と胡麻化して【侵略】などとは気がつかなかった 文学者歌人で生き…
崇徳上皇の白峰御陵参拝と空海の善通寺参詣が讃岐への西行の旅の目的であった。
国木田独歩著「春の鳥」終章 哀れな母親は、その子の死を、かえって子のために幸福しやわせだと言いながらも泣いていました。 ある日のことでした、私は六蔵の新しい墓におまいりするつもりで城山の北にある墓地にゆきますと、母親が先に来ていてしきりと墓…
瀬戸内海中央部【燧灘】讃岐西より安芸備後方面を望む 令和4年2月26 日 午後6時
【蕉門十哲】 宝井其角 伊達好み洒落風 蕉門第一の高弟にして江戸座を開く 服部嵐雪 黄菊白菊其外の花はなくもがな 篤実柔和な人柄なりき 向井去来 京都嵯峨野に別荘落柿舎建て凡兆と共に「猿蓑」編集 内藤丈草 尾張犬山藩士の身より遁世し洒脱俳諧蕉門に入…
2月26日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)ででっぽの花咲き出でて鳩の声 雅舟 【花】アズマイチゲ(キンポウゲ科) 【花言葉】温和 【短歌】枯草の乾く音する道の辺のアズマイチゲはいち早く咲く 枯草が音を立てて乾く日、眼…
春の銃声川のはじまり尋(と)めゆきて ランボーを五行とびこす恋猫や 心中を見にゆく髪に椿挿し 雲雀あがれ吾より父の墓ひくき この家の誰かが道化揚羽高し 揚羽たかし川が故郷を貫くゆえ 読書するまに少年老いて草雲雀 土筆と旅人すこし傾き小学校 春の怒涛…
人の来ぬ公園に椿ぽとり落ち 春の息吹に振り向く孔雀
財田川河口近くの冬鳥コクガン(黒雁)の群、昔は見受けられなかった。
ハマダイコン 香川県観音寺市有明町有明海岸〔琴弾公園内〕
逼迫の【逼】が常用漢字にないからとて「ひっ迫」これでいいのか チャンポンにしないがために「ひっぱく」とひらがな書きもあり得るけれど 「逼迫」と両方漢字ですますこと公式文書だめなのですか 「逼迫(ひっぱく)」とルビをふること丁寧でいいかもしれねど…
2月25日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)歌仙巻く寒緋桜の伊豆の旅 雅舟 【花】カンヒザクラ(バラ科) 【花言葉】あでやか【短歌】さみしさのようやくうすれてゆく頃をカンヒザクラはあでやかにさく 鳥海昭子 冬の寂しさが…
【侵攻】の語意 各国語辞典による異同 他国や他の領土に攻め込むこと(明鏡) 領土内にはいりこんで攻めること(新選) 他国や他の領域に攻め入ること(現代新) 責めて相手の領域に入り込むこと(現代例解) 領地に攻め入ること(新明解) 他国または他の領土を攻めお…
秋山門造 昭和19 年2月2日 クェゼリン島で玉砕 51歳 香川県豊田郡柞田村(現 観音寺市柞田町)出身。農家の秋山清五郎、イセの五男として生まれる。 中農だったが、厳しい家庭で、当時は機械化されておらず秋山も小さい頃から農業を手伝い、海兵時代も休暇の…
三豊市豊中町延命院勝楽寺の蝋梅はこの辺では知られている。
ゆっくりと泊まるもできずすぐ帰る「とんぼ返り」の日帰り出張 訪問者玄関払いされるなりコロナ禍の今Maskなければ 逆転の勝ちはよけれど相手には負けであること意識にあらず 逆走と気がついた時遅かりし由良助なり消え入るが落ち バウンドはそれなりによし…
2月24日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句)オウレンという変身の心地よさ 雅舟 【花】オウレン(キンポウゲ科) 【花言葉】変身 【短歌】これからという思いありオウレンの花咲く朝の力湧きくる 山野の木々の木陰に自生するか…