2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
沈んだはずの夕日がまた顔をのぞかせるのです。
高松坂出だけではなくて豊浜も 品位あるのはジャカランダの花 落花又きれいな花よジャカランダ 雅舟
わが命今日を限りの者ならば書きさしの本一気にまとめむ 我が遺産いくほどもなし兄弟の争うならばそれもよかろう 遺言をあれほど書いておくように言った教え子「それみたことか」と 負の遺産次々出てきて相続放棄現実感となるやもしれず いつまでも生きられ…
殺の字を使いながらも殺さない言使われる不思議なるかな 殺伐と言われど殺されるほどでなく潤いのないだけのことなり 殺到す群集心理殺気立ちエゴむき出しの奥様があり 殺風景なのに近寄ることがありげて物趣味もかわいいものよ コロナなど終息する日のある…
道のべの木槿(むくげ)は馬に食はれけり 芭蕉 ヘリ(コプター)は写らず夏霧の空 雅舟
三豊市仁尾町覚城院門前掲示板に 『不要不急』の外出を控え『布教普及』を考えますと。 三密「密閉・密集・密接」を回避して仏法三密「身・口・意」を加持しますと。 ◎ナカナカワサビノキイタケイジデアリマス。
日清日露日中大東亜戦争の戦死者、位階門地にかかわらず皆同じ大きさの軍人墓碑 「全国無比」を標榜する香川県三豊市仁尾町軍人墓地。 御自ら言うのですから間違いなく「全国無比=最高」の軍人墓地でしょう。
戦後75年の夏、令和2年の現在、全世界を席巻しているのはコロナ禍であります。 75年前太平洋戦争(第二次世界大戦)が終結するまで20000000人が戦死しました。その戦禍はコロナ禍どころではありません。人類同士の醜い争いでした。せめて身の回…
嬉しさは神々続く二等兵 小西義明 シベリアに抑留、捕虜、非業の死を遂げた二 二等兵。最大の皮肉をこめた辞世句。 この句に付けて呼応した「シベリアに果つ夢の又夢」は筆者の追悼句。 ~観音寺市常磐軍人墓地におけるやゝハイレベルな先輩後輩の短連歌~
全国の各地区にある慰霊塔「英霊」「散華」に惑わさるまじ 全国300万柱、観音寺町750柱は散華ですか?英霊ですか?
コロナ世にも かく麗しき 花の咲け
梅雨晴れ間似合ふてふてふ来てをりぬ 雅舟
大矢数十首 なぜ人は東京東京と言うのだろ今も昔も今も変わらぬ疑問 トウキョウへ猫も杓子もあこがれてゆく田舎人何人見ただろ 片田舎で燻ぶらないで東京でひと花咲かせと言ひし人あり 華やかさ上っ面ばかりの横行す奇怪魔界東京砂漠 生き馬の目も抜くという…
地元軍人墓地管理してます。
この無残を誰が許したのか。
散策の道筋にある他家の花そっと撮っても盗撮ですか
末っ子義久は沖縄輸送船で台湾沖バシー海峡で戦死。老母は「義久はサメに食われた」と嘆いた。出征するとき、独身だった彼は甥(六歳の僕)と一緒の写真を撮って残している。その軍人墓地も次々と持ち去られ、荒廃して目も当てられない惨状である。
特攻の夫を偲ぶ歌十首 わが赤き糸手繰られて見合ひせし一宮の浜辺松風の響る 胸のうちを明かせぬ命を帯びてゐむ夫に常のごとくかしづく 幼子と夫の愛刀を胸に抱きグラマン機の下逃げまどひたり 旋回の機より落とせし通信筒よ夫がこの世に遺したる声 夫の骨を…
ひとつぬぎてうしろにおひぬころもか゚へ はせを 『笈の小文』の旅中、更衣を迎えた折の句。旧暦四月一日は「更衣」の日で季語。
交通安全祈念する母子像 三豊市立町勝間小学校に句碑あり 手を挙げて渡る国道春の風 老蕗
投影するには条件ありて今日は幸せ
讃岐最高峰雲辺寺山より高々と入道雲湧き起こる
合歓咲いても会へぬ定めの下に生き 雅舟
今日は沖縄戦終結の記念日となっている。8/15日本の終戦記念日までには本文を終結させねばならない。コロナ禍の世の中は、それでも甘い唄が流れ、戦時の過酷な不条理な人類の殺戮に無関心で生きておられる。
高校現代文教科書(筑摩書房) 鮎川信夫の名詩「死んだ男」の親友Мは森川義信 本日梅雨晴れ間、先輩戦没詩人・森川義信の詩碑「勾配」確認に参上 ~香川県観音寺市粟井町本庄 森川義信生家前~ なお、粟井町(当時は村)粟井神社の殉国碑には名前のみが刻ま…
みいくさに いのちささげし 吾が戦友の 功は永久に たたえざらめや 勇躍航海 三豊市山本町財田大野軍人墓地 80 年経つ桜木は切り倒され墓碑が露わに可愛く立てり
柿の実や少女の乳房葉隠れに 雅舟 泰山木葉隠れ乳房花白し 雅舟