2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧
『万葉集』全歌4516首から11首は新春にふさわしいと思われる。その中から5首抽出してみる。 正月立ち春の来らばかくしこそ梅を招きつつ楽しき終へめ (巻5ー815)物皆は新しき吉し唯人は古りぬるのみそ宜しかるべし (巻10ー1885)新(あらた)しき年の…
花言葉「深窓の麗人」シンビジウム審美眼ある人に捧げん Cymbidium /sɪmˈbɪdiəm
晴れ渡る明日を期待されずとも 我が心から 気迫希望を 去年今年貫く【棒】の如きもの 虚子 去年今年貫く【望】の確とあり 雅舟 【信 愛 望 】 我が心の個人訓 雅澄
かぐはしき匂ひ放てる庭の隅 この蝋梅を贈る術なし
凍 鶴 の 首 を 伸 して 丈 高 き 虚子 俗人の恥ぢらふ真鶴の清き愛 雅舟
初凪や 島裏の波 時に冴え 雅舟 (毎日俳壇 新春詠草 特選句)
【祝歌】 愛を信じ 望みあふるる 平和の世 和菓子の香り 高瀬茶の香り 心ある人に見守られ今年も後一日 いい年であったと感謝しております 💛怨むこと 羨むことない 月々に 日々を重ねて 倖せな 今
居待月 残月として 仰ぎたり 東の空に 日は昇りつつ 晦日や 月は西に 日は東に 両者同時に 見たのは初めて 月と太陽 同時に見たこと ないような気がして 心変な晦日(みそか)日
枯枝に烏のとまりたるや秋の暮 芭蕉 中十の音画賛に弾け 雅舟
霜の朝 薄化粧した 草生きれ
川水面上に夜明し日の出待つ鴨の一夜もなかなかでない 雅舟 この鴨はコガモと称し小さき鴨わがふる里の山田川に棲む 〃
12月30日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句)からんころん紅弁慶がやってくる 雅舟 【花】ベニベンケイ(カランコエ)【花言葉】幸福を告げる【短歌】花と葉と抱きつ抱かれるおもむきのカランコエ咲く今日のうれしさ ベニベンケイより…
来年はこの月面に降り立ちたい 月丘夢子夢見る乙女
神々し至上の入り日拝みけり 独りであるは寂しかれども
半世紀越えたる今は褪せたれど愛の形見のこぼれ出でにけり
「隣人愛」「博愛」Agapeまず心に描いて【愛】を共に語らむ 「情愛」の深い人間「親愛」の情豊かなる心培う 「熱愛」を超えて「溺愛」してしまうこれも因果か 「偏愛」か「盲愛」か知らず時知らず訪れてくる縁もつ人 「恋愛」か「友愛」か知らず揺れ動くこと…
12月29日誕生日の全国35万人の皆さんおめでとうございます (拙句)カトレアの優雅そのままあなたです 雅舟 【花】カトレア(ラン科) 【花言葉】優雅な人【短歌】羽衣を纏う天女のおもかげにカトレアの花守られて咲く 鳥海昭子 温室で守られて、大切に育て…
無駄死に野垂れ死に「犬死に」【戦没者は英霊か犬死か】=教え子の卒論テーマ 本当の蓼に似た「犬蓼」 菟玖波集をまねた山崎宗鑑編『犬菟玖波集』 かわいい青色のオチンチ花「犬ふぐり」 手で水を掻く泳ぎ「犬掻き」 犬の出入り口「犬潜り」 人間性のない人…
因縁という古びたるImageを持ち出されては退くばかり 何の因縁でこうなったとぼやく言葉は聞きたくもない 何事にも因縁があると説諭する先輩などにはするり身をかわす 悪因悪果あると滔々宣べられてはたまるものかと姿を隠す 因縁の試合とあらば堂々と後腐れ…
〘祝〙 香川県立 高瀬高等学校 新春には光輝く出身校 校訓【信】【愛】【望】⋯令和六年新春の耀き 1月19日【皇居歌会始予祝歌】💛友愛を信じ希望を実現す高瀬初空ケヤキ並木よ💛 「松崎キミ代を知っているか」と問われたら「Off course」と答えるだろう 「近藤由…
法名 好学桂雲信女 昭和四十二年十二月十八日歿 俗名桂子 行年十五歳 今を去る56年前、高瀬高校一年生だった森桂子。二学期の成績が上がったことを塾の先生に報告に行った帰路、トラックに接触転倒即死。その時の同窓生は現在73歳。近藤由枝さんもその一人。…
香川県三豊市高瀬町比地 爺神山公園の歌碑 昭和8年新年歌会始入選歌 勅題「朝海」動くとも見えぬ白帆の連なりて朝しづかなり瀬戸の内海 石井朝太郎 観音寺市八幡町琴弾山と茂木町観音寺一高にもこの歌碑がある。
12月27日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 難転を含む南天めでたけれ 雅舟 【花】ナンテン 【花言葉】福をなす よき家庭【短歌】化粧塩きりりと鯛はナンテンの葉にのせられて万事よろしき 赤い小さい実が縁起物として使われるナ…
讃岐富士の麓に夫と「和菓子屋」をオープンしてより五十年経つ (勅題「和」) 他に何を付け加えているのやら 宮中両陛下の前で披講されるその歌