2020-07-28から1日間の記事一覧
論ずるにはあまりにもはかない「戦没詩人」森川義信。生前わずかな付き合いながらこの親友を終生「詩の神」のごとく崇敬した鮎川信夫。その研究書は少なくとも上掲五冊がある。わずかなページに特筆されてはいるが、森川崇拝者の小生が見落としたら大変であ…
道沿いの九柱皆羽野さんで、戦死されたのでありました。高瀬川沿い今日の発見。(私事、郷土戦没者の霊魂に取り憑かれ、コロナ禍の夢遊病者、『俳諧の風景』の作者 讃岐野徘徊の野人)
人間に見られなくとも野にあるものすべて自ら全うして生き
戦時下に派遣されたる義勇隊古き写真に蝉飛び来る 自らのはかなさ知らず蝉も人も真夏の喘ぎ叫び沈めて 命ある夏の束の間声上げて答えなき問に苦しんで居り